マスターズで試合に出たい時の練習メニューとは?
水泳は、下は0歳から始めることが出来、上は自分が辞めたいと思うまでずっと出来るスポーツです。
これは試合がある競泳でも同じで、小さい頃は学年ごとや、全国大会になると小学生以下、中学では全国中学選手権や、高校ではインターハイ、大学ではインターカレッジなどがあり、これらは学年ごとに分かれて競うことが多い大会です。
では学生を卒業したあとの、社会人の方は試合に出れないのかといいますとそんなことはありません。
マスターズクラスで大会に出ることが可能です。今回はマスターズで大会に出たい方の練習メニューについて紹介致します。
1.マスターズ水泳とは?
マスターズクラスで水泳にエントリーするためには、登録が必要となります。チームでの登録が必要となりますので、スイミングクラブに通っている方はマスターズの登録がないか聞いてみると良いでしょう。
国際的には年齢は25歳以上と定められていますが、日本では18歳以上の方なら登録可能です。一番下の区分は18〜24歳、次に25歳から5歳ずつに区分した年齢別で競技を行います。
年間で国内では90前後の公式大会が開催されています。
マスターズにも全国大会があり、毎年7月に行われるジャパンマスターズは1日ではなく4日間行われる大きな大会で、18歳から100歳までの方が参加した実績があります。
マスターズで大会に出たい方は、是非所属のスイミングクラブに問い合わせてみましょう。
2.マスターズの練習メニューとは?
学生の頃は、部活動やクラブでの練習を毎日することが必要となりますが、社会人の方はなかなか毎日通うことは難しいと思います。
しかし、毎日泳いだ方が確実に大会ではいい記録を出すことが出来ます。では、毎日通えない方はどの様な練習をすればよいのかを確認しましょう。
まず、陸上でのトレーニングは欠かさないようにしましょう。寝る前の少しの時間で出来る腹筋や背筋でも、ダンベルを使ったトレーニングでも構いません。
体をなるべく毎日動かしましょう。プールに行ける時は、自分のフォームが崩れていないか確認をし、無理のない様にまずはアップを。
ゆっくりと大きく泳ぐことに意識をし、体を動かす準備をしましょう。次にキックの練習のみをしましょう。
キックの練習ではすぐに体が熱くなり、心拍数もあがりますので、プルの練習よりも少なめで大丈夫です。
その次はプルの練習を。そしてメインの練習では、徐々にスピードを上げていく泳ぎ方や、タイムアタックなどを取り入れた練習メニューをしてみましょう。
子供の頃と違い、大人は疲れがどうしても貯まりやすくなっています。タイムアタックをした後は、ゆっくりと泳ぎ疲れを残さないようにしましょう。
プールに行ける時は、出来るだけフォームのチェックとスピードの上げ方のチェックを。プールに行けない時は、ご自宅で出来るトレーニングをして毎日運動をすることを心掛けてみましょう。