マスターズ水泳大会で個人メドレーデビューされる方へ

個人メドレーはマスターズ水泳大会でも、一度はチャレンジしてみたい憧れの種目です。

そして今度、いよいよ個人メドレーに初めて挑戦される方へのアドバイスをまとめてみました。


1.マスターズ水泳大会の花形はやっぱり個人メドレー

水泳の花形個人メドレーでマスターズ水泳大会に初めてエントリーされる方は、ちょっと念願叶った感があって、ちょっと嬉しくなることでしょう。

しかし初めてのエントリーとなると、嬉しさと同時にちょっと緊張もするものです。


2.マスターズ水泳大会には慣れていても

個人メドレーでエントリーされる方は、過去に何度かマスターズ水泳大会に参加された経験がある方と思われます。

しかし個人メドレーでのエントリーは初めてという方。

「初めて」は何度経験してもなれないものです。

そんなマスターズ水泳大会個人メドレーデビューのみなさまにおくる、事前の確認ポイントをまとめてみました。


1.確認ポイント① ターン

個人メドレーは水泳のすべての種目を泳ぐ競技ですので、なかなか忙しく、加えてマスターズ水泳大会で泳ぐともなると、忙しさも2割増しです。

無意識にできるようになるまで何回も繰り返し体に覚えさせておかないと、大会の緊張の中ではバタフライと平泳ぎで片手タッチになってしまう可能性が高い部分ですので、くれぐれも気をつけて下さい。


2.確認ポイント② リズム

ただでさえリズムが違う泳ぎを一度に行う個人メドレーなので、マスターズ水泳大会の緊張の中で行うと、リズムの崩れもひとしおです。

リズムの取り方はご自分の好きな取り方で結構なのですが、初めから崩れることを想定して、練習の段階では、そのリズムの崩れをどこでどのように立て直すかを気をつけておけば、本番できっと役に立ちます。


3.確認ポイント③ 順番

マスターズ水泳大会に出場するにあたって、何度も練習しているはずなのに、いざ本番になると一瞬分からなくなってしまうのが個人メドレーの順番です。

たかが4つしかない種目なので忘れようも無いと思いがちですが、初めての個人メドレーでのマスターズ水泳大会の出場ともなると、しなくてもいい緊張をして順番を忘れてしまうという方は、以外に多いのです。

個人メドレーで一番間違え易いのが最初のバタフライで平泳ぎと勘違いしてしまい、その動きを少しでもしてしまうと失格につながります。

本当は頭より体が覚えているので、あまり考えない事が一番のお勧めなのですが、不安に思っている方は、一番初めのバタフライだけしっかり意識して覚えておかれる事をお勧めします。

最初のバタフライさえ間違わなければ、後は本当に体が勝手に動いてくれます。


4.確認ポイント④ エントリー種目

マスターズ水泳大会で初めて個人メドレーでエントリーされる場合は、できればその大会では平泳ぎの出場は避けた方が無難です。

先程も記載しましたが、緊張で最初のバタフライを間違えてしまう方は少なくありません。

一般的に県大会においては、プログラム順として最初の方に個人メドレーがきて、それ以外の種目はその後になるパターンが多いです。

つまり、個人メドレーでうまくいったとしても、個人メドレーの後の平泳ぎで間違う可能性が無くはないのです。

実際、私自身、平泳ぎなのにも関わらず、先に泳いだ個人メドレーと間違えて、最初にドルフィンキックを数回入れてしまい失格になってしまった方を何人か見てきました。

なので慣れるまでは、個人メドレーでエントリーした時は、同時に平泳ぎをエントリーするのは避けておいた方が無難と言えます。

不安な方は少々何やっても失格にならない自由形でエントリーしておくのが一番確実です。


3.楽しいデビューにするために

そして一番大切なのは、やはりケガに気をつけること。

どんなにいい成績が出ても、ケガをしてしまうとすべてが台無しです。

緊張のあまり硬くなってしまうのはわかりますが、その為にもいつもより少し早めに会場入りをして、十分にウォーミングアップをして下さい。

準備はすればする程いいです。

しっかり準備して本番に臨んで下さい。

頑張って!!

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