マスターズ水泳での基本的なドリル練習方法

スポーツで結果を出そうとするにはどうしたらいいかというと、地道にトレーニングを続けることが一番の近道です。

急がば回れということわざがあるように、急いでも結果は出ません。面倒と思うかもしれませんが、結果的には一番近道になります。

トレーニングを積むことで、身体能力も上がり、健康的な身体をつくることが出来一石二鳥というわけです。これは水泳に限ったことではありませんが、マスターズ水泳では重要なポイントとなります。

若い頃は、力で無理やり動くことも出来ますが、だんだんと力だけではうまく動かすことが出来なくなっていきます。マスターズ水泳ではいかに力を使わずに泳ぐことが出来るかを考えてみましょう。


1.練習メニューの基本的な流れ

勉強でもそうですが、水泳でも基本的な練習メニューのことを【ドリル】と呼びます。ドリルでは、あまり長い距離を泳ぐのではなく短い距離を、目的をしっかりと持って泳ぐことが大切です。

どの様な部分を強化したいのかしっかりと考えてドリル練習を行い、楽に泳げる方法をマスターしましょう。まず、基本的な流れを説明します。

①ウォーミングアップ
②ドリル
③メイン
④クールダウン

大きく分けるとこの4つに分かれます。ウォーミングアップでは、水中歩行でも良いですし軽く泳いでも構いません。

ドリルでは、フォームの改善を主に、部分的な練習を行います。メインは、主にタイムアップを図る練習をしましょう。最後に、身体を休めるためにダウンスイムもしくは水中歩行を行います。


2.様々なドリル練習

では、部分的な練習というとどの様なメニューを行えば良いかですが、これはご自身がどこの部分を強化したいかによって変わっていきます。

例えば、キック力を向上したいのであればビート板を使ったバタ足の練習や、ストリームラインを作ってのキックの練習が良いでしょう。

プルの強化をしたい方は、プルブイと呼ばれる足に挟むビート板の様な足を浮かす補助道具を使って腕だけの練習をしてみましょう。

足を使わずにする練習のため、身体がふらつかないようにするのが少し難しいかもしれませんが、しっかりと水をキャッチすることでふらつきを改善することが出来ます。

フォームの改善をしたいのであれば、片手ずつ泳ぐ練習、キャッチのみの練習、横向きのままふらつかないように泳ぐ練習などがあります。

これは泳法に限らず、ストリームラインをしっかりと保つことで楽に泳ぐことが出来ますし、無駄な力が抜けるようになります。

ゆっくりと泳ぐことが目的の方は、25mを何回ストロークしたかを数えてみると良いでしょう。慣れてくると、毎回同じ回数で泳げるようになります。

この様に、様々なメニューを取り入れてご自身の一番楽な泳ぎ方をマスターしてみると良いでしょう。

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