水泳ダイエットは歩くだけで痩せる!

水泳ダイエットにチャレンジしてみたいけれど、泳ぐのは苦手。

そんな人には「歩く」ことをおすすめします。水の抵抗や水圧で効率よく筋力トレーニングができるため、泳がなくても、水中を歩くだけで十分な運動量になるのです。

ただし、普通に歩くだけでは効果はありません。

水泳ダイエットに効果的な正しい歩き方とコツをお伝えしましょう。


1. 水泳ダイエットは泳がなくてもOK?

初心者で水に慣れるため、膝や腰に故障があるため、肥満気味で体の負担を軽減するため。最近、さまざまな目的を持ってプールのウォーキングレーンを歩く人が増えてきました。

泳がなくても十分な運動量が得られると人気の有酸素運動、水中ウォーキング。いったいどこに人気の秘密があるのでしょうか。

第一に、水中では浮力により体にかかる負担が少ないこと。

陸上ウォーキングをやるには膝や腰に負担がかかりすぎるという人や高齢者でも、安全に取り組むことができます。

何しろ、水中では胸までの深さでおよそ70パーセントの体の負荷を軽減できるのです。

第二に、水の抵抗や水圧により、歩くだけで効率よく筋力トレーニングができること。

膝を上げたり、腰をひねったり、陸上では難しい動きも水中では楽にできます。つまり、普段はあまり使わない筋肉も動かし、鍛えることになります。


2. 水中を歩くだけで痩せる理由

なぜ、水中ウォーキングがダイエットに効果的なのでしょう?

その理由は、消費カロリーの高さにあります。例えば水中ウォーキングの消費カロリーは、1時間で約360キロカロリー。

それに比べて、陸上のウォーキングは1時間で約150キロカロリーです。つまり、消費カロリーは水中の方がおよそ2倍程度高いのです。

陸上より水中の方が効率的にカロリー消費できるのは、水中に「抵抗」と「水圧」があるからです。

体に水の抵抗と水圧という負荷がかかると、水の中に立っているだけでカロリーを消費します。

水圧は体へのマッサージ効果があるため、血流が促され、脂肪燃焼しやすくなるというメリットもあります。

さらに、体温より低い温水プールでのウォーキングは、体が体温を下げないよう熱を発生させるため、脂肪燃焼を促します。


3. 水泳ダイエットに効果的な歩き方

体にかかる負担が少なく、短時間で効果が出る有酸素運動として人気の水中ウォーキング。

でも、一歩やり方を間違えると、まったく効果がありません。正しい姿勢と歩き方をしっかり認識した上で、取り組むようにしてください。時間は最低でも30分続けて歩くことをおすすめします。

まず、広い歩幅で歩くレンジウォーキングから始めてみましょう。

肩が水中に沈むくらい歩幅を広く、両腕を大きく前後に振ってゆっくり歩きます。

水深に合わせて歩幅を調整し、体が上下動しないように気を付けてください。股関節を伸ばすことを意識しましょう。

さらに効果的な歩き方は、足上げ歩行(マーチング)です。膝を高く上げ、体を前傾しながら、足と反対側の腕を前に大きく振り出します。

もう一つは、膝を広げながら歩くニーアップウォーク。足を横90度に持ち上げ、前方に弧を描くように進みます。最初はゆっくり、25mを1分程度の速さで行うとよいでしょう。


4.泳ぐより効果が期待できるウォーキング

水泳ダイエットは、やり方次第で効果が表れる人とそうでない人とに分かれます。

特に水中ウォーキングは体に負荷がかからないぶん、正しい方法で行わなければ効果は望めません。

継続は力なりです。すぐに効果がなくても、3ヶ月は少なくとも継続しましょう。水に慣れたら、スイミングにもトライしてください。水の中がますます楽しくなりますよ。

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