水泳ダイエットは水分補給が大切!
プールで泳いでいて喉が渇いたことはありませんか?
水の中で運動する水泳は、汗をかいている実感がほとんどありません。だからと言って水分補給を怠ってしまうと大変危険です。
水泳ダイエットにおける水分補給の重要性やタイミングを検証します。
1.脱水症状に注意
水泳は消費カロリーが高く脂肪燃焼しやすいため、ダイエットに最適です。でも、注意点も多々あります。その一つが脱水症状です。
水泳は水の抵抗で全身に負荷がかかり、相当な体力を消耗するスポーツです。プールでは汗をかいている実感がほとんどありませんが、実際には大量の汗をかいています。
体は体温調節のために汗をかき、体温を一定に保とうとします。水中では、陸上の運動に比べて1.5倍以上の汗をかいていると言われます。
脱水すると、足の痙攣、めまい、手足の痺れなどの症状が出てきます。くれぐれも水分補給は怠らないようにしましょう。
2.水分補給のタイミング
喉が渇いたから水分を補給するのでは遅すぎます。喉が渇いたと感じた時点で、体液の2%が失われています。
体液の2%が低下した時点で、自覚症状は少ないものの、運動のパフォーマンスは確実に低下しています。
必ず、喉が渇いたと気づく前に、こまめに水分補給を行ってください。休憩のたびに一口ずつ、水分を摂りましょう。
水泳前に250〜400mlほど水分補給をしておくのも良いでしょう。休憩の際にも同量の水分を摂取するようにしてください。
3. 飲料水の種類
水分は「水」で十分なのでしょうか?
汗の99%は水なので、失われた汗を補うためには「水」で十分です。ただし、飲み方に注意する必要があります。
汗には若干ですが塩分が含まれています。よって、長時間運動をして大量の汗をかくと、塩分も失われてしまいます。
体内の塩分(ナトリウム)が減少すると、筋肉の痙攣、脱水といった体調不良が起こりやすくなります。場合によっては塩分も補給することも必要でしょう。
ただし、1時間程度の水泳ダイエットでは、飲料水は「水」で十分です。スポーツドリンクでもかまいませんが、塩分、糖分の摂りすぎになる可能性があります。
特に清涼飲料水の飲みすぎには気をつけましょう。運動後に糖分たっぷりの清涼飲料水を飲みすぎると、逆に体への水分吸収を妨げることになってしまいます。
4.水泳ダイエットのコツ
朝起きたら1杯の水か白湯を飲むのもおすすめです。ゆっくり飲んで、睡眠時に失われた水分を補給しましょう。