水泳ダイエットは1回あたり1キロで効果ある?

水の抵抗や水圧によって、陸上より効率よく痩せられると評判の水泳ダイエット。

でも、いったいどのくらいの距離をどのくらいの時間で行ったら、より効果的なのでしょうか。

長すぎても短すぎてもだめ。水泳ダイエットに最適な距離と時間をお伝えしましょう。


1.速く泳ぐ必要はない

水泳はその人のスキルによって負荷が違います。

初級者と上級者とでは、当然1時間に泳ぐ距離が異なりますし、泳ぐ内容も変わってくるでしょう。

たとえば同じクロールを50メートル泳ぐにも、1分かかるのと1分半かかるのとでは大きな差があります。

ただ、いずれの場合も、ダイエットが目的であれば大差はありません。ダイエット目的の場合は、それほど速く泳ぐ必要はないからです。

どちらかというと、ゆっくりめに泳いだ方が脂肪燃焼しやすく、ダイエットに効果的です。


2. 距離はどれくらい泳ぐ?

では、どれくらいの距離を泳げば効果が上がるのでしょう?

これも個人差があるので断定はできませんが、だいたい1回あたり1キロを目安にすれば間違いはないでしょう。

1キロというと、25mプールを20往復の距離です。50mを1分で泳げる人であれば、20分で泳げる計算になります。

もちろん、これは上級者レベルの話。水泳ダイエットの場合は、ここまで速いペースで泳ぎません。

有酸素運動で脂肪燃焼が始まるのは運動してから20分後、ということを考えれば、20分で1キロ泳いでハイ終わりでは、むしろダイエット効果は望めません。

少なくとも、30分は泳ぎたいところです。


3. まずは1キロ泳ぐことを目標に

水泳ダイエットを行うにあたって大切なのは、決して無理をしないこと。

最初から高い目標を掲げて、やる気満々であっても、途中で挫折してしまっては仕方がありません。最初は軽めのメニューから始めて、長く続けることが大事です。

とりあえず1キロを泳ぐことを念頭に置きますが、途中で休憩を挟んでもかまいませんし、ウォーキングレーンで歩いてもよいのです。

水の中に立っているだけで体は体温を維持しようと活動しています。疲れたら休憩をとるようにしてください。水分補給も忘れずに。


4.少しずつ負荷をかけることが大事

1回あたり1キロを30分で泳ぐ、というのは、あくまでも目安です。物足りないと感じれば、さらに長い距離を目標にしてもよいでしょう。

でもそれは、1キロをしっかり泳ぎきれるようになってからのこと。1キロ水泳でダイエット効果が上がらなければ、少しずつ負荷をかけて、レベルアップしてください。

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