冬の水泳トレーニングは何をすればいいの?

水泳のベストシーズンは、ご存じの通り夏です。かといって、シーズンだけ泳いでいるのでは冬の間に身体がなまってしまいます。では、冬の時期は水泳のトレーニングは何をすれば良いのでしょうか?

今回は、シーズンオフの冬の時期に行う水泳トレーニングについてまとめてみました。


1.水中トレーニングは夏だけ?

基本的に暑い時期に泳ぎたくなりますよね。しかし水泳で早さを競う選手は、大体5・6月〜10月頃まで外のプールでも大会はあります。

それ以外の時期は大会がないかというと、もちろん室内プールでの大会はあります。

外のプールでは、天候などに左右されベストタイムを出すことがなかなか難しいため、現在は夏でも室内プールでの大会が増えています。

同じように、前述でも記載しましたが水中トレーニングを行うのが夏だけですと身体がなまってしまいます。その為、水中トレーニングは夏だけではなく季節に関係なく行う必要があります。

もし、外にしかプールがない環境であるならば、近くで室内の温水プールを探しておくことをおすすめします。


2.走りこみはほどほどに

水泳では、水中のトレーニングの他にも陸上トレーニングも重要となりますが、水中と陸上では鍛えられる筋肉も変わっていきます。

例えば、ジョギングもある程度であれば心拍数をウォーミングアップの代わりになったり、有酸素運動として有効ではありますが、やりすぎてしまうと足首に筋肉がついていきます。

この筋肉というのは、陸上競技にはとても重要な筋肉で、自分の体重を支えて走りぬくために足首を鍛えて筋肉をつけるというわけです。

しかし、水泳では身体は水に浮きますのでこの筋肉は必要ありません。逆に、水泳では足首は柔らかく動かすことが重要となる為せっかく冬に鍛えても邪魔になってしまうのです。

しなやかなキックを打つ為にも、走り込みはほどほどにしておきましょう。


3.冬のおすすめトレーニング

では、冬におすすめなトレーニングは?といいますと、もちろん陸上で出来るものも数多くあります。例えば、チューブトレーニングやメディシンボール、マシンを使ったトレーニングです。

チューブトレーニングは、大きな鏡があれば自分のフォームを確認しながらすることも出来ますし、負荷のかけ具合も簡単に変えることが出来ます。

無理せずに鍛えるにはとても良いメニューといえるでしょう。メディシンボールやマシンでは、チューブよりも少し大きな負荷をかけての運動になります。

毎日続けると硬い筋肉がついてしまいますので、連続して行うのではなく、チューブトレーニングや腹筋などの体幹トレーニングを混ぜると良いでしょう。

体幹トレーニングでは、姿勢をよくする効果もありますので、体幹を鍛えることによって、泳ぎのバランスがとれ、フォームの改善にも大変効果があると言えます。

冬だからといって、怠けてしまうのではなく、水中トレーニングが出来なくても陸上でも、水泳で必要な筋力を鍛えることが出来ますので様々なメニューを試してみましょう。

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