水泳の簡単な上達方法はあるのか?

私たち人間は陸上で生活する生き物です。当たり前ですが、水泳は水の中での運動となりますので、一度も泳いだことがない人がプールや海に入ったからといって泳げるわけはありません。

そんな私たちが簡単に水泳を上達するコツはあるのでしょうか?


1.水は怖くない

物心ついてから水泳を始めた方はプールを怖いと思ってしまう方も多くいらっしゃいます。しかし、人間にとって水というのは生活にはかならず必要になってくるものですよね。飲料水だったり、お風呂に入ったり。

普段は怖くないのに、なぜプールになると怖いと思ってしまうのか考えてみましょう。

まず、まったく泳げない方が一番怖いのは頭まで水の中に入ってしまう深さのプールです。これは陸上では自然としている呼吸が出来ないからと考えられます。

まずは足がついて、顔を出せるようなプールで練習するようにしましょう。水泳の練習をする際に、体が浮くような道具を使うというのも良い手になります。

ビート板と呼ばれる水に浮く板や、ヘルパーと呼ばれる腰の周りに巻いて、沈みやすい腰を浮かせる補助道具を使うと良いでしょう。


2.いきなり泳ごうと思わない

そんなことを言っても怖いものは怖い、という方ももちろんいらっしゃいます。まずは、顔を洗うように口だけプールにつけてみて息を吐いてみるだけという練習をしてみましょう。

それだけで泳げるようになるわけではありませんが、水に対する恐怖心を少なくすることが出来ます。

次に、頭までプールの中に入って同じように息を吐いてみましょう。これが出来るようになれば、水は怖くないんだという気持ちになります。


3.浮いてみよう

人間の体というのは、実は水の中に沈むと自然に浮いてきます。もちろん個人差はありますし、重い足や腰から沈んできてしまいますが基本的には浮くものです。

力を抜いて、体を一直線にした状態で浮くことを体で感じてみましょう。壁を蹴ってけのびの姿勢で足が沈むまで、もしくは呼吸が苦しくなる前に立ってしまえば良いのです。

これを繰り返すことで浮く感覚がわかるようになります。


4.立って練習してみよう

立った状態で、少し前傾姿勢をとりストロークの練習をしてみましょう。いつでも呼吸が出来る状態での練習というのは、恐怖心を遠ざけます。

泳ぎながら呼吸の練習をいきなりしようとすると、タイミングがとれなかったり、顔が水面の上に上がってないのに息を吸ってしまい水を飲んでしまうこともありますのでまずはいつ顔をあげればうまく呼吸が出来るのかを立ったまま練習してみましょう。


5.壁をつかってみよう

呼吸のタイミングがわかったら、壁を使ってキックの練習をしてみましょう。壁キックと呼ばれる練習法になりますが壁を持った状態でバタ足をするので手で支えることが出来ます。

これも、支えがあるのでいつでも呼吸をすることが出来るため恐怖心を柔らげることが出来るでしょう。

水泳を上達するコツというのはいくつかに分かれてしまいますが、一つずつマスターすることが一番の近道と言えます。

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