水泳上達をめざすなら:練習メニュー見直しでレベルアップ

水泳上達に欠かせないのがコーチの存在です。

水泳の場合「習うより慣れろ」でなく「慣れる前に習え」。32歳で初めて水泳を習った自分の実体験に基づく感想です。

なぜなら、陸上のスポーツと違い、客観的に自分のフォームをチェックすることができないからです。

水泳のテクニックは日々進化しており、より早く美しい泳ぎ方が生み出されています。

たとえば、私たち50代が子供の頃習った平泳ぎは、カエルのように手足を大きく横に開くものでした。

北島康介選手の美しい平泳ぎとは全く別の泳ぎのようです。

また、戦後日本の復興のシンボルだった「フジヤマのトビウオ」古橋廣之進選手は、1948年、400メートル自由形で4分33秒4の世界記録を樹立しましたが、今現在同種目での最速タイムはドイツのビーデルマンによって2009年に樹立された3分40秒07となっています。

水泳で1分ものタイム差は驚異的です。1分も記録が塗り替えられているのですね。

このように、「速く美しく長く泳ぐ」ために必要なのが、最新の水泳テクニックに精通し、常にあなたのフォームをチェックしてくれるコーチなのです。

骨格や体の硬さは個人差がありますから、あなたの上達度に応じて練習メニューを組んでもらうのが、結局は一番の近道です。とはいえ、ずっとレッスンを受け続ける余裕がある人は限られていますよね。

そんな人には、要所要所でコーチにアドバイスを受けることをお勧めします。教わったことを自分で練習し、上達したと思ったら、また次の段階を目指しましょう。その際は、これまでの練習メニューを見直して、次のステップへ向けた新しいメニューを組んでもらいます。

自分ひとりで練習しているが、いつまでたっても遅いし、楽に泳げないという人は、体幹の弱さから軸がぶれて蛇行したり、体の硬さから手足が曲がったりしていませんか? 早速コーチのアドバイスをもらい、練習メニューを見直してみましょう。

水中のドリルだけでなく、陸上での筋トレなど、有効なトレーニング法をたくさんあります。結局はプロの教えに勝るものはありません。正しいトレーニング方法を学べば、効率よく上達できるのですから。

コメントをどうぞ

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ