バタフライで長距離を泳ぐコツ|水泳が上達する練習メニュー
バタフライはとても体力のいる泳法です。なぜなら、頭からつま先まで全身を駆使して泳ぐからです。
ではどうすれば少しでも長くバタフライを泳ぐことができるのでしょう。それは一回一回のストロークにエネルギーをあまり費やさないようにします。
1.バタフライを長距離泳ぐということ
バタフライを長距離泳ぐには速さは考えず、自分のストロークとスタミナを考えて泳ぐと良いと思います。
バタフライで5kmを1時間50分くらいで泳いだ人もいるくらいですから、人間にできないことはありません。
ただ、スピードを求めるのは体力を消耗してしまいますので、速さは考えないほうがよいと思われます。
またストロークをしっかりしてというのもお勧めしません。ストロークを考えて水泳するあまりエネルギーがなくなってしまうためです。
バタフライは頭からつま先まで流れるようにする泳法ですから、腕を前にだしてストロークをし、そのあとは自然の動きにまかせて、お腹、ヒップ、膝、つま先を動かすとエネルギーの消耗を防ぎ、長距離のバタフライを泳ぐことが可能になります。
また最初の2-3往復目はストロークもしっかりしているし、エネルギーもあるので、速く進みがちです。
上達させるには最初からあまり飛ばさないようにしたほうが賢明です。
バタフライは上半身の強さが大切になりますので、長距離を泳ぐ数ヶ月まえから上半身を強くするエクササイズなどもお勧めします。
バタフライを長距離泳ぐことは大変でとても特別なことになりますので、実践する際はビデオなどを撮ってもらい記念にするのもよい考えです。
2.準備する
バタフライを長距離泳ぐ準備としては、練習の際にバタフライをゆっくり泳ぎそれをウォームアップにします。
そのあとは一時間ほどゆっくりバタフライを続けて泳ぎ、ストロークごとに息継ぎをします。
ここでは長距離を泳ぐことが目的ですので、一回のストロークごとに息継ぎをしたほうが、エネルギーを体に取り入れやすくなります。
50mのプールでしたら、自分のストロークの回数を知っていると便利です。練習の際に自分のストローク回数に近い回数で毎回泳ぐようにします。
そうすることによって、水泳中、頭の中でストローク回数を数えているので、長距離泳ぐから大変、という考えからフォーカスをそらすこともできます。
バタフライを長距離泳ぐのは実際の練習も大切ですが、精神面も強くしなければなりません。
バタフライの長距離水泳の上達の秘訣は泳いでいる時に頭の中でリズムを作ってしまうことです。
バタフライを長距離泳ぐ練習をしますと、体全体がとても強くなりますので、他の泳法が簡単に感じることでしょう。
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