回数は何回がベスト? | バタフライの息継ぎ

しばしば話題に上がるバタフライの息継ぎの回数。

一体何回の息継ぎがベストな回数なんでしょうか?


1.バタフライの息継ぎの回数

バタフライの息継ぎの回数は、2ストロール1ブレス=2回かく間に1回息継ぎというのが一般的です。

公益社団法人 日本水泳連盟の競泳競技規則にも、息継ぎに関するルールは記載されていません。

なので、大きな大会に出られるような方になると、50Mくらいならノーブレスで泳がれる方もおられます。

もちろん一般の水泳愛好者レベルの方は真似をされるのはお勧めできません。

余暇で水泳を楽しむ程度ならバタフライの息継ぎの回数は定期的にした方が、体も安全ですし、結果的にバタフライの上達にもつながります。

そこで問題になってくるのが「じゃあ、自分は一体何回くらい息継ぎすればいいのか?」というところ。

すべての人が一般的なバタフライの息継ぎの回数が合うとは限りません。





2.泳ぎ全体のリズムを観察しよう

指導員によっては、バタフライ初心者の段階から、毎回顔を出して、という人もいますし、
始めはノーブレスで、という方もおられます。

指導は、その指導員の経験が大きく反映されます。

そしてどの指導員も「これが上手くいく方法だ」という自負があります。

それは自分が選手としてやってきた過程で培ったものもあれば、指導していく中で、統計的にその方法で上手くいくパターンが多かったのかもしれません。

いずれにせよ指導員は、被指導者に早く上達してもらいたい、と思っているのは間違いありません。

その事から考えると、練習は、あらゆる方法を取り入れて間違いありません。

その中で、被指導者自身が自分に合う息継ぎの回数を見つけ出していかなければいけません。

自分に合うバタフライの息継ぎの回数の、手っ取り早い見つけ方は「泳いでて心地いいかどうか」だけです。

とりあえず心地よくないものは、少なくともリズムが合ってません。

それは息継ぎだけの問題ではないと思います。

プルが浅くて十分かけてなかったり、キックが弱かったり、タイミングが合ってなかったりと、原因は色々あると思いますが、とりあえず、心地よくない方法は後回しにしましょう。

目安は25Mが全体的にまとまっているかどうか。

何となくまとまった時の息継ぎの回数を覚えておきましょう。

そこを基準として、息継ぎの回数を増やすようにしていきます。

バタフライで息継ぎの回数を減らすのは簡単です。

泳ぎを見ても、息継ぎしない方が泳ぎ易いです。

今後の上達という観点から見ても、難しい増やす方向で練習される事をお勧めします。


3.息継ぎの回数とかきのテンポ

水泳の歴史を見てみると、バタフライは一昔前に比べ、その高さは限りなく低く、潜る割合は限りなく浅くなってきています。

少しでも早いタイムを、少しでも高い技術を、と選手がその上達にかける思いの表れだと思います。

物理的に考えても、できるだけ低く浅くの方がスピードは早くなるはずです。

バタフライの「低く」でネックになるのが息継ぎなので、自然にその回数を減らそうとしてきます。

しかし減らせばそれだけ息は苦しくなるのも物理的に分かっている事です。

なので、先程は、最終的には増やす方向の練習と申しましたが、今度は逆に減らす練習です。

バタフライの息継ぎの回数を減らした時に出てくる傾向として「手を最後までかききらない」という事。

息継ぎの回数を減らすと息が苦しいので、短時間の間にかく回数を増やし、距離を稼がないといけなくなります。

しかしだんだん手をかく回数だけが増えてきて、1回のかきが中途半端になるようになってしまい、結果、かいてる割には進まない、という方向になり易いです。

息がもつ間の短時間で距離を稼ぐためにテンポをあげるのはいいと思いますが、1回のかきが疎かになってしまうようでは、ちょっと残念なバタフライになりかねません。

最後までかける状態を保って、どこまでテンポがあげられるか、よく観察しながら練習してみて下さい。


4.どの回数でもこなせるようになるのがベスト

何でも「これ!!」と固まってしまうと、そこから先の上達も進歩も望めなくなってしまうと思います。

水泳でも同じ事で、「この練習方法」「この泳ぎ方」そしてバタフライの息継ぎにおいても「この回数」と固める事が一番良くない事だと思います。

20歳の時に出来たことが40歳で出来るとは限りません。

20歳の時にバタフライの息継ぎの回数は2ストローク1ブレスでも、40歳で果たして同じようにできるでしょうか?

そのためにもまだまだ練習段階の今のうちに、どの息継ぎの回数でもこなせるバタフライを身に着けておかれる事をお勧めします。

私は20歳の時、3ストローク1ブレスでした。

40歳を過ぎた今、それではもう泳げなくなって、今また練習のやり直しをしています。

まあ、それはそれでまた楽しいのですが。(ちょっと負け惜しみ入ってますが)


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