初心者の平泳ぎのリズムを取るのにはこの名曲がお勧めです

水泳の大事なポイントにリズムがあります。

今回は平泳ぎのリズムをピックアップして、それにお勧めの曲をご紹介します。


1.はじめに

水泳の中の話として、というのを前提にすると以下の日本語は正しいか間違っているかを検証します。

「リズムがいい」は〇。

「テンポがいい」も〇。

「テンポが早い」も〇。

「リズムが早い」は・・・?。

リズムとテンポが一緒になっている人は結構多いです。

テンポは「ゆっくり泳ぐ」か「ちゃっちゃと泳ぐ」かの違い。

リズムは人それぞれですが、一般水泳愛好者で考えると一定にするのが基本です。

平泳ぎのリズムを言葉で表すとするならば「伸びて呼吸」の人もいれば「伸びて伸びて呼吸」の人もいます。

大事なのは「伸びて呼吸」の人が途中で「伸びて伸びて呼吸」には変えない方がいいという事です。

「伸びて呼吸」の人が「伸びて伸びて呼吸」に変えるのはまだ大丈夫ですが、「伸びて休んで呼吸」とかには変えない方がいいと思います。

いずれにせよ一般水泳愛好者で、しかも平泳ぎ練習中という人は、「伸びて呼吸」ならずっと「伸びて呼吸」で、「伸びて伸びて呼吸」の人ならずっと「伸びて伸びて呼吸」のリズムを崩さず泳ぐ方がきれいな平泳ぎにまとまり易くなります。


2.平泳ぎのリズム

水泳のリズムを途中で絶対変えてはダメとは申しません。

水泳がかなり上達された方なら、逆にリズムを崩して泳いでみると新しい感覚が発見できるかもしれないので良い方法かもしれません。

ただ、特に練習中という方は基本的にどんな泳ぎ方でも一定のリズムを保った方が長続きします。

手っ取り早く一定のリズムで泳ぐ方法は頭の中で歌を歌いながらそれに合わせて泳ぐ方法です。

この方法は楽しいし、リズムも自然に一定になるので楽に泳げて便利です。

今回は平泳ぎのリズムという事がテーマですので、私が個人的にお勧めしたい初心者の平泳ぎによく合う曲をご紹介したいと思います。


3.初心者の平泳ぎによく合う曲

これはあくまでも個人的な意見ですので、参考にならないという方はそれでまったく問題ありません。

私は水泳指導員ですので、一般的な水泳愛好者の方よりかは少したくさんの方の平泳ぎを指導し、また拝見させて頂いてきました。

その中で、お客さんにお伝えする時一番便利だった曲だったという事と、その曲で泳いで頂くと、比較的たくさんの方がきれいに平泳ぎがまとまったのでご紹介させて頂くだけですので、合わなくてもそれは全然気になさらないようにして下さい。

私がお勧めしたい曲は千昌夫さんの「星影のワルツ」です。

年代が分かってしまう曲ですが、この曲は平泳ぎがとても合わせやすい曲です。

もちろんこの曲でなくても構いませんが、ポイントはワルツ=3拍子の曲が初心者の平泳ぎにはとても合います。

合わせ方は1、2、3のリズムに手のかきを合わせます。

1、2は前に伸ばしてグライドの時間に当て、3でかき込み呼吸を入れます。

そして次の1にピッタリのタイミングで入水します。

星影のワルツの出だしの歌詞「別れることはつらいけど」の歌詞に動きを当てはめると、
「別れえ=伸ばす」「る=かく」「こおぉとぉ=伸ばす」「は=かく」となります。

初心者の平泳ぎにホントによく合いますので、ぜひ試してみて下さい。


4.童謡からクラッシックまで

そしてだんだん慣れて平泳ぎが上達してきたら、今度は何拍子の曲でも合わせられるようになってきますので、ご自分が好きな曲で練習なさってみて下さい。

逆に、かなり上達してきたら、合いにくそうな曲も使ってみて下さい。

私も童謡からクラッシックまで色々試してみましたが、リズムは合うけどテンポが早過ぎてついていけなかったりとか、なかなか楽しかったです。

ぜひ試してみて下さい。

[hira]

コメントをどうぞ

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ