背泳ぎのターンのタイミングの掴み方|水泳が上達する練習メニュー

背泳ぎのターンはクロールのターンに似ています。背泳ぎは上を向いて泳いでいますので、自分がレーンのどこに泳いでいるのか確認しながら行わなければなりません。そのためには5mフラッグからご自分のストロークの数を知ることが大切です。


1.5mフラッグからの練習

水泳レッスンをはじめたばかりの人は背泳ぎのストロークを習っているときに5mフラッグがみえたらストロークの回転をやめ、片方の腕を上げてキックだけをして壁に手をつけることを教えてもらいます。

小さいお子さんですと、水泳フラッグを注目せずにストロークの回転を止めずに進んでしまい。手や腕をプールの壁に激突してしまうことが多々あります。

これはとても痛いですし、アザなどもできやすくなってしまうので、背泳ぎを泳ぐ際は5mフラッグを注目しながら泳ぐことが大切ですし、背泳ぎのターンの上達につながります。

5mフラッグからの練習方法は壁から7mくらい離れたところにいき、背泳ぎをはじめます。そして5mフラッグが目の上にみえたらストローク数を数えます。

これは5mフラッグの少し前でも後ろでもストローク数が違ってきますので、必ず目の上つまり5mフラッグと90度のところにご自分がきたら数えはじめます。

大人の方ですとだいたい4から6くらいのストローク数になるかとおもわれます。ご自分のストローク数を知ってから背泳ぎのターンの練習に入ります。


2.背泳ぎのターン

背泳ぎのターンのタイミングとしては、ご自分の5mフラッグから壁まで5回だとしたら、3回でとめて壁にリーチさせながらうつぶせになり反対側の腕を壁に向けるようにし、頭を水の中に入れてターンをします。

そして自然の流れにまかせ、ターンさせながら両足を壁につけ両腕をストリームラインにします。

両足で壁を強くけり、ストリームラインにしドルフィンキックを行いながら水面上にあがってきます。

うつぶせになったときの腕の回転は体の継続的動きの助けになるので、頭の上から大きく前へ持ってくるようにしますと背泳ぎのターンのタイミングに効果があります。

またプールの壁をしっかりみて、ご自分の位置とプールの壁の距離を確認することも大切です。

頭は胸を見るようにしてターンさせ、膝を胸につけるようにしますと、しっかりと両足で壁を蹴ることが可能になります。

壁を蹴る時はつま先は水面上に向かいかかとはプール底に向けます。つま先とつま先の間が開いてれば開いているほどキックが弱くなりストリームラインがうまくいかなくなってしまいます。

ストリームラインでドルフィンキックをするときは必ず背中はまっすぐに伸ばし、壁を蹴ったあとのつま先はまっすぐに伸ばします。

ターンをするときは鼻に水が入らないように息を鼻から吐きます。

背泳ぎのターンのタイミングを上達させるには練習に時間をかけることが必要となります。

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