分かりやすい!背泳ぎの練習方法【キック編】

背泳ぎの練習方法、キック編のご紹介です。キックに着目した背泳ぎの練習方法を分かりやすくご紹介します。


1.ダウンキックの練習方法

ダウンキックをする目的は、推進力を生み出すことです。推進力を生み出すことができなければ意味がありません。

推進力を生み出すダウンキックを実現するためには、膝をしっかりと伸ばし力強く蹴る必要があります。

膝が曲がっていると、水の抵抗を受けてしまうので、うまくキックすることができなくなってしまいます。

膝が曲がりやすい人は、膝を曲げないでキックする練習から始めてみましょう。なかなかうまくできない場合は、ビート板を使って練習してみることをおすすめします。

ビート板を使うことで、膝を曲げないことだけに集中して練習をすることができるので、膝が曲がらなくなります。

完全に膝が曲がらないようになったら、ビート板を無くして練習を再開してみましょう。

背泳ぎのキックにはダウンキックとアップキックがありますが、力の入れ方を変えていく必要があります。

割合的にはダウンキックの方に比重を高くしたほうがうまくいきます。ダウンキックに60%から70%の力を使い、アップキックには40%から30%の力を使うのが良いでしょう。

このような比重で力を入れることで、背泳ぎを上達させることができるのです。


2.アップキックの練習方法

アップキックはダウンキックに比べると簡単に覚えることができます。

アップキックは基本的に軽く上向きに蹴り上げる動作なので、無理のなくマスターすることができるでしょう。

肝心なのは、アップキックとダウンキックのリズムがばっちりとはまり、連動して、スムーズな流れを作ることができるか?という点です。

ダウンキックもアップキックも単体ならうまくできるけど、二つが合わせってしまうとリズムやバランスが乱れてしまうようなら、背泳ぎに失敗してしまうでしょう。

どちらもマスターすることが大前提となりますが、2つのキックのリズムを連動させる練習もしっかりとしておきましょう。

ダウンキックでもアップキックでも、うまくやろうという気持ちが先走ってしまうと、身体に力が入り、身体が沈んでしまうのです。

先走る気持ちは分かりますが、力を抜いたリラックスした状態で練習することをおすすめします。

もう1つ注意して欲しい点は、膝が曲がらないように注意するということです。

2つのキックを連動させてリズムを作ろうという意識がいってしまうと、膝を曲げないという意識に緩みが出てしまい、膝が曲がってしまうケースも多いのです。

[back]

コメントをどうぞ

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ