クロールの泳ぎ方を子供に教える秘訣とは?
クロールの泳ぎ方を子供に教える秘訣をご紹介します。
1.水に対する恐怖を取り払う
クロールの泳ぎ方を子供に教える前に、水に対するお子様の恐怖心を取り払うことを考えましょう。
水に対する恐怖心がない子供なら良いですが、水に対する恐怖心を持っている子供なら、無理にクロールを教えることで、泳ぐことがトラウマになってしまうかもしれません。
そうなれば、一生、泳げない人になってしまうかもしれません。
それは避けるために強引な教え方はせずに、まずは水に慣れさせることを重視しましょう。
泳ぎ方は二の次で良いので、「水の中は怖くない。楽しいところだ!」ということを教えてあげましょう。
とにかく入水させることです。
入水した後は、泳ぐのではなくゲームをしたり、追いかけっこをしたり、場合によっては浮き輪を使うのもアリです。
とにかく入水することに対する子供の不安を取り去ることができればOKです。
2.親が先に諦めない
子供に何度もクロールの泳ぎ方を教えても、うまく泳ぐことができないと、親の方が先に諦めてしまうこともあります。
しかし、親が先に諦めてしまったら、その時点で終わってしまうのです。
絶対に諦めなければ、どんなに運動神経が悪く人でも25メートル程度なら泳げるようになるのです。
100回教えてもダメなら200回教えれば良いのです。
200回でダメなら300回教えれば良いのです。
必ず、クロールが泳げる日がやってくるので、諦めずに根気よく教えてください。
3.クロールの泳ぎ方を教える正しい手順
お子様の水に対する恐怖心もなくなってきたら、本格的にクロールを教えていきましょう。
クロールの泳ぎ方を教える正しい手順は、水に潜る練習、水に潜って歩く練習、バタ足、けのび、手の回し方、息継ぎ、といった感じです。
1日ですべての手順を終えることなどできないので、子供が疲れない程度に少しずつレベルアップしていきましょう。
子供が嫌がる日は無理に練習させないのがプールを嫌いにならないコツです。
水に潜って歩けるようになれば完全に水に対する恐怖心がなくなるので、その後はスムーズにクロールを教える手順に入れます。
バタ足、けのび、手の回し方までは意外に簡単に教えることができますが、息継ぎは苦戦すると思います。
息継ぎがうまくいかないと息苦しさを感じるので、子供からしたら恐怖心を持ってしまうのです。
強引に教えるのではなく、息継ぎ練習には、たっぷりと時間をかけて教えてあげましょう。
子供が息継ぎのコツをつかんできたら、そこからの上達するスピードは予想以上に早くなります。それまでは親の忍耐も必要となります。