上手なバタフライのキックの教え方が分かる!
子供や未経験者にバタフライのキックを教えるのはかなり難しいです。言葉で伝えても、実演しても、なかなか上手に教えることができません。
それだけバタフライのキックは難しいということです。今回は、子供や未経験者にも理解できるバタフライのキックの教え方をご紹介したいと思います。
1.ドルフィンキックは後回し
水泳スクールでも、経験者から教わる場合でも、バタフライのドルフィンキックから教えるケースが非常に多いです。
ドルフィンキックは確かに重視して欲しいポイントなので、教えるのは間違いではないですが、いきなりドルフィンキックを教えると難易度が高くなってしまうのです。
子供や未経験者の人が、いきなりドルフィンキックを教えられても、理解できるわけがないのです。
難易度が高い練習からのスタートとなってしまえば、子供や未経験者の方は断念してしまうことが多いのです。
そんなことにならないためにも、あえてドルフィンキックは後回しにしましょう。
子供や未経験者にバタフライのキックを教える場合は、うねりを作り出す身体の動かし方から教えるのが一番です。
まずは、バタフライで前に進むという体験をさせてあげることが子供や未経験者にとって効率的な上達方法なのです。
いつになってもバタフライで前に進めないとなると、子供や未経験者のモチベーションも下がってしまうのです。
まずは身体のうねりを覚えて、前に進める、泳げているという実感をさせることで、バタフライは面白いという気持ちになってもらうことが大切なのです。
バタフライは面白いと実感してもらえば、その後の、ドルフィンキックや難易度が高い練習にも弱音を吐かずについてきてもらうことができるのです。
うねりをマスターすることで、身体を柔軟につかってリズムを意識しながらバタフライの練習をすることができるので上達のスピードも早くなるのです。
キックから覚えてしまえば、どうしてもキックの力のみでバタフライを成功させようと思ってしまうので、身体に余計な力が入ってしまい失敗してしまうのです。
2.片手バタフライの練習を始めよう
子供や未経験者の方は、いきなり両手でバタフライをしても失敗してしまうことが多いので、まずは片手バタフライの練習から始めましょう。
片手バタフライの練習をする時は、身体を正面にむけて綺麗なフォームをキープし、ゆっくりとリズムをとって腕を回転させるように指導しましょう。
片手でもいきなり成功するのは難しいので、ゆっくりと何度も練習することが肝心です。
片手バタフライに慣れてきたら、少しずつ両手でバタフライの練習をスタートさせるようにしましょう。
1度に複数のことを無理に教えると、頭がパンクしてしまうので、期間をしっかりととり、少しずつレベルアップしていくように心がけましょう。
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