水に恐怖心がある子供に水泳の練習を上手にさせる方法
水に恐怖心がある子供に水泳の練習をさせる時は最初が肝心です。
最初に配慮が足りず、子供の水に対する恐怖心をさらに強めてしまえば、もう2度と水泳の練習をしない子供になってしまうかもしれません。
そんなことにならないためには、親がしっかりと配慮してあげることが肝心です。今回は、水に恐怖心がある子供に水泳の練習を上手にさせる方法と注意点をご紹介します。
1.水の深さに注意点する
くれぐれも大人用の深いプールに連れていくようなことはしないでください。
子供にとって足がつかないプールは溺れに行くようなものなので、絶対に足がつくプールで練習を始めてください。
子供用の浅いプールがあるので、インターネットで検索して探してみましょう。帽子は必要なのか?など、どのような準備が必要なのか事前にしっかりと確認しておきましょう。
2.準備体操はしっかりと行っておく
身体が硬いままだと、どうしても上手く泳ぐことができません。
また、しっかりと準備体操をして身体を柔らかくしておかないと怪我の原因にもなりかねません。しっかりと時間をかけて準備体操をお子さんと一緒に行いましょう。
3.急かさない。強要しない。
「子供に泳げるようになって欲しい」これが親の本心です。しかし、その気持ちが強くなればなるほど、急かしたり強要したりする態度になってしまいます。
それでは子供の水に対する恐怖心強くなるし、水泳はつまらなくて辛いことだと思われてしまいます。そのように思わせてしまえば水泳の練習どころではありません。
子供はプールに行くのも嫌になってしまうことでしょう。そんなことにならないためには、急かさず強要せずに、楽しむことを教えることです。
水に恐怖心を持っている子供は溺れるのが一番怖いので、ビート板やヘルパーなどを使って、絶対に沈まないことを丁寧に伝えましょう。
どうしても不安がるなら、親がビート板やヘルパーをつけて沈まないことを証明しましょう。そして、ビート板やヘルパーをつけても絶対に子供の手を離さないことです。
いくらビート板やヘルパーで沈まないと分かっていても、いきなり親に手を離されてしまえば、子供は泣きだしてしまうのです。
子供の手をしっかりと握ってビート板やヘルパーを持ってあげて、水の中を進む練習から始めましょう。
このようにちょっとずつ練習を進めることで、水に浮くことや、水の中で進むことに対する恐怖心を解消していくことができるのです。