バタフライの泳ぎ方を子供にも分かりやすく教える方法

バタフライの泳ぎ方は大人でも難しいので、子供に教えるとなると、なかなか骨が折れる作業となってしまいます。

水泳経験があってバタフライの経験も技術もある親御さんなら、子供に泳ぎ方を教えることも可能かもしれませんが、そういった経験も技術もない方だと、かなり難易度が高いと思います。

インターネットや動画の知識だけでは絶対にバタフライを子供に教えることなどできませんからね。

やはり本当に子供にバタフライを上達してほしいならスクールに通うのが一番です。

スクールに通いながら、親御さんもバタフライの知識を高めて、理論的な知識のアドバイスをすることができれば良いと思います。


1.手の回り方が最初の壁

バタフライの泳ぎ方を子供に教える上で、最初にぶち当たってしまう壁は手の回し方です。手を回すことはできても、前に戻すことができない子供が多いのです。

手の回し方の練習として有効なのが片手ずつ手を回すという方法です。

しかし、片手の時は上手くいっても、両手にして泳ぎも加えると、どうしてもリズムが乱れて沈んでしまったり、手を前に戻すことができずに失敗に終わるケースが少なくないのです。

原因は、タイミングを理解していないことと、筋力が足りないという2つです。

タイミングを理解するためには、何度もバタフライをやって身体に覚え込ませる必要がありますが、そのためには、それを実現するための最低限の筋力が必要になります。

バタフライのための筋力トレーニングを始めてみることをおすすめします。筋力がしっかりとついてくれば、手の回す練習も辛くなくなるので、何度も練習を繰り返すことで、一番肝心なタイミングを理解することができるようになるのです。


2.プルよりもキックを重視する

子供は大人と違ってパワーがないので、プルで進むことを考えるよりも、キックで進むことを重視したほうが良いでしょう。

キックの練習を重点的に行うことで、バタフライを上達させることができます。キックならプルよりも力を出すことができるので、バタフライのスピードも上がるし、身体も沈みにくくなるので、成功する確率を高めることができるのです。

1度でも良いので、バタフライに成功する体験を子供にさせてみてください。その1度の成功体験が大きな自信につながるので、練習を嫌がったりしなくなります。

子供は吸収が早いので、自信をつけると、その先、バタフライが上達するまでのスピードも速まるのです。

[bata]

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