子供の水泳はいつから教えればいい?
水泳は、老若男女誰でも行えるスポーツです。子供の頃から水泳を始める子もいます。
それでは何歳から水泳を始めれば良いのでしょうか?
今回は、子供の水泳を始める時期について考えてみましょう。
1.水泳は体力作りに良い?
水泳は、親が子供に習わせたい口座のランキングで常に上位にランクインする習い事です。
一番多く聞かれる理由が、子供の体力づくりです。そして次に、喘息が治るからということが挙げられます。
しかし、医学的に水泳を始めたからと言って喘息が治るということは証明されていません。それでも、喘息が治るということが言われているには理由があります。
喘息というのは、子供に特に起こりやすい病気のひとつですが、乾燥した冷たい空気を吸うことで発作が起こりやすくなります。喘息を治すには、運動をして体力をつけることが良いとされています。
そして、水泳はその2つを同時に補うことが出来るというわけです。
多湿の環境で運動をすることが出来る為発作が起こりにくく、継続した運動を繰り返すことで体力をつけることにも最適です。これが、水泳は喘息に良いと言われる所以です。
2.いつから水泳を始める?
それでは、子供が水泳を始めるのはいつからが良いのでしょうか。
ベビースイムは、0歳からでも始められます。しかしベビースイムは、親と一緒にぷかぷかと浮かびリラックスをする効果があるので体力作りの為に運動をしているというコースではありません。
いつから水泳を始めるのかというのは、どういうことを行いたいのかということによります。水に慣れさせたいということであれば、自宅でビニールプールを張っても良いですし、体力作りや水泳を上達させたいということに重点を置くのであれば、スイミングスクールや公共のプールに行くと良いでしょう。
ビニールプールならば、何歳からでも始められますが、公共のプールですと、水泳用のおむつでも禁止されているところもあります。行きたいプールのルールをしっかりと確認することが重要です。
子供に、将来何を目指してほしいかというのは様々な経験をして決めてほしいというのが親の心ではないでしょうか。最初から水泳選手を目指してほしいと水泳を始めることは少ないと思います。
しかし、もしも水泳を上達させて選手を目指すならば始めるのは早くに越したことはありません。と言いましても、2-3歳の本当に幼少期ではなく幼稚園頃から小学生低学年頃が良いでしょう。
幼少期というのは、水の怖さを感じないまま遊ぶことが出来るため、浅いプールでぱしゃぱしゃと遊ぶことをしますが、水泳の泳ぐという意味での運動は出来ません。これが出来るようになるのは早くても5-6歳頃でしょう。
以上のことから、子供がいつから水泳を始めるのが良いかというのは目的によって異なりますが、幼少期から水に慣れておくことで、プールに入った時に怖がることがなくスムーズに泳ぐことが出来るでしょう。