背泳ぎのキックが疲れる方へ

背泳ぎのキックが疲れる方。

疲れないキックの方法は私も知りませんが、疲れを紛らわす方法なら知ってます。


1.背泳ぎのキックは疲れるもの

同じ水泳でも、背泳ぎのキックは特に疲れるという方は多いです。

しかし背泳ぎの上達にキック練習は欠かせません。

できるものなら、少しでもその疲れる事から回避できる方法は無いものでしょうか?


1.背泳ぎキックの疲れを紛らわす方法① 同じ速度で打たない

足を動かす速度を微妙に変えます。

速度が変わると水の重さが変わります。

ゆっくり動かした時は水は軽くなるので、足が疲れて仕方ないという時は、少しだけゆっくり目のキックを入れてみましょう。

4、5回入れるだけでもちょっと疲れが紛れます。


2.背泳ぎキックの疲れを紛らわす方法② 同じ場所で打たない

体は中心に近くなるほど不器用です。

しかし背泳ぎのキックも太ももからしっかりと打たないといけないので、必然的に疲れる状態になります。

そんな時は、少しだけ動かす中心となる場所を変えます。

始めは基本的に太ももから打ちますが、疲れると今度はつま先中心で足を動かすイメージで行います。

つま先が疲れてきたら今度は膝です。

膝が疲れたらまた太ももで動かすというローテーションで動かして行きます。

パッと見はずっと太ももから動いているように見えますが、自分の中の動かす中心を変えると、ちょっと疲れる感じが紛れます。


3.背泳ぎキックの疲れを紛らわす方法③ 休み時間を少しでも長くする

背泳ぎのキックが疲れるのは、ある程度キックし続けた後です。

誰しも休みの直後はそんなに疲れていません。

という事は、休める時間を少しでも増やせばいいという事になります。

スタートやターンの後のけのびの時間をとにかく長く取れるようにしましょう。

そこで少しでも休み時間を確保します。

そして実際に足が動く距離も減らせば、自ずと疲れを紛らわせる事ができます。

あくまでも背泳ぎのキックが疲れる事を回避するために休み時間を増やし、且つ足を動かす距離を減らすのが目的ですので、けのびの最中に姿勢が崩れることがあっては、
逆に足を動かす距離が増えかねません。

けのびの姿勢をしっかりキープしておくことが大切です。

けのび自体も水泳の上達には欠かせない要素ですので、休み時間確保兼けのび練習になるので、これは非常にお勧めの方法です。


2.逃げる手段はない

結局、どんなにジタバタしても、背泳ぎのキック練習から逃げる手段はありませんので、必然的に疲れる事から逃げる手段もありません。

もうここは諦めて、腹をくくって練習に臨むしかないのです。

しかし、そこはまあそれとして、練習そのものを止めてしまっては元も子もないので、背泳ぎのキックに慣れるまでのつなぎとして使って頂ければ、という方法をご紹介しました。

背泳ぎのキックに慣れるという事は「キックで疲れる事に慣れる」という事なのです。

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