水泳ダイエットを食後にやってはいけない3つの理由

食べた直後に運動をして、気分が悪くなった経験はありませんか?

食後すぐの運動には、怪我や事故の危険性が潜んでいます。

なぜ食後に水泳ダイエットを行うべきではないのか、その理由を検証します。


1.理由1〜消化に悪い

水泳に限らずスポーツ全般に言えることですが、食後すぐの運動は体に良くありません。

食事をした後、体は胃腸に働いてもらうために血液を送りこみます。そのためのエネルギーは大量に使われています。

そのタイミングで水泳をするとどうなるでしょう?

本来は消化活動に使われるべき血液やエネルギーが、水泳のために使われてしまいます。すると、消化機能は弱まり、吐き気や嘔吐などを引き起こすことになります。

水中でこのような事態になった時、水圧による圧迫でうまく吐き戻せないケースが起こり得ます。その場合は窒息の危険性も潜んでいます。


2.理由2〜動きが鈍くなる

食後すぐに水泳をやると、パフォーマンスが悪くなります。

消化にエネルギーが費やされているため、集中力が欠如し、動きが鈍くなるのです。

筋肉の動きが悪くなると、足がつりやすくなり、ちょっとした変化に対応しきれなくなります。海で溺れる事故は、こうした時に起こります。

水中は陸上よりも危険性が大きいということを自覚した上で、食後すぐの水泳は避けるようにしましょう。


3. 理由3〜運動効率が悪い

ダイエット目的の水泳は、食前食後いずれの場合も2時間程度、時間を空けてください。

効率的に脂肪を燃やすためには、空腹時に運動を行うのが良いと言われています。しかし、水泳はこれに当てはまりません。

水泳はかなりハードな運動です。空腹時に行うと、めまいや貧血、脱水症状を引き起こしかねません。

バナナやおにぎりなど、消化の良いものを軽く食べた上で泳いでください。ただし、食べ過ぎは禁物です。また、泳ぐ2時間前には食事を済ませておくことが重要です。

食後は内臓が消化活動のために活発に動き、血液が内臓に集まります。そのため、筋肉や末端には血液が到達しません。

つまり、運動効率が非常に悪い状態にあると言えます。消化機能、運動機能がともに正常に働く状況下で運動することが大切です。


4.まとめ

このように、食後すぐの水泳はダイエット効果が低い上に、怪我や事故の危険性をはらんでいます。少なくとも食後30分〜1時間は体を休めましょう。

コメントをどうぞ

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ