クロールで楽に長く泳ぐコツ｜水泳が上達する練習メニュー

楽に長く泳ぐのは持久力が大切です。楽に長く泳ぐことを目的とするなら、体全体をリラックスさせ、距離のことをあまり考えずに前へ少しづつ進むことです。そしてスタミナをつけるための練習も必要です。

1.楽に長く泳ぐコツ

楽に長くクロールを泳ぎたい場合はなんといってもエネルギーを少しづつ放出させることがコツとなります。エネルギーを少しつづ出しながら泳ぐ際に注意しなければならない点がいつくかあります。

泳ぐ前に距離を決めます。そして泳ぎ始めたときは100パーセントのエネルギーがあるので、飛ばしがちですが長く泳ぐことになるので最初からゆっくりと泳ぎます。

次にストロークを注意することです。通常のクロールでのストロークはハイエルボーだとかS字を描くだとかに注意しながら泳いでいる場合でも、楽に長く泳ぐことが目的ですので、この場合腕は大きく回転させることに重点を置きます。

楽に長く泳ぐ際のキックはストロークごとにむやみやたらにキックをするのではなく、一回の腕のストロークに対して、2回だけキックさせるツービートキックがいいでしょう。なぜなら、一度に多くのキックをしますと、筋肉を使う頻度が高くなり容易に疲れてしまい、楽に長く泳ぐことが難しくなるからです。

楽に長く泳ぎたい場合の息継ぎはご自分にあった回数で息継ぎをしてみると良いかと思います。三回目のストロークでする左右呼吸でもいいですし、二回ごとにサイドを決めての息継ぎでも問題ありません。重要なのは楽な方法で息継ぎをしますと楽に長く泳げる要素となります。

大人のスイマーでしたら、息継ぎは鼻から息を水中で吐き、口で吸うようにしますのをお勧めします。なぜなら口で吐いて、口で吸うと口の筋肉を使いすぎて余計な筋肉を使うのを防ぐからです。

クロールに限らず、水泳において息継ぎは重要なカギで楽に長く泳ぐようになる上達のコツでもあります。

2.パターンとリズム

楽に長く泳ぐ他のコツとしては、泳いでいる間にご自分のペースとリズムを決めることです。それは呼吸のリズムやストロークのパターンです。特に呼吸のリズムに意識をもちますと長く泳いでいる間にペースが崩れにくくなります。

また同じストロークのパターンをご自分で作り、泳いでいる間にそれを徹底して行うことも楽に長く泳ぐ秘訣になります。

肯定的なマインドセットも楽に長く泳ぐ時は必要となります。50mプールを20往復する場合、4つに分けて一回ごとのゴールを5往復にします。

その5往復を目指して泳ぎ、それが終わればまた5往復泳ぐというように一歩一歩進んでいく泳ぎが精神的に圧倒されずにすみます。

水泳はやればやるほど、スタミナがついてきます。楽に長く泳ぐのを上達させたい場合は週に三回なら三回と決めて泳ぐことです。

水泳は長く休んでしまうとせっかくついたスタミナが減少し、最初からやり直さなければならなくなります。

楽に長く泳ぐには一回では習得不可能です。レースに出なくとも、楽に長く泳ぐのがゴールであれば少しつづ練習の距離を増やしていくと、驚くように長い距離を泳ぐことができるようになります。