平泳ぎのコツは、手の動きとキックのバランスをとることが大切

平泳ぎを難しくしているのは、手のストロークと足のキックの動きが別々のイメージなってしまうことです。

これは、同時に平泳ぎをマスターするコツでもあります。

手の動きと足の動きにはルール、といいますか気をつけたいポイントがあります。

先ず、左右対称をこころがけること。両腕と両足の動作は、左右同時に対称に動かす。

手の動きは、両手を胸の位置より前にそろえて伸ばしながら水をかく。

両足の蹴りは、後方の後ろ側に向かって動かします。大切なのは、両腕と両足は上下に動かさないことです。

キックの後に一直線に身体を伸ばすことも気をつけます。

これらの総合的な動きが平泳ぎに求められますので、ポイントを絞った練習を積み重ねて身体に関連性を覚えさせることが上達のコツでしょう。

最初は、立って足の動きを確認し、次はビート板を足に挟んで手のストロークだけで泳ぐことや、ビート板を使ってキックの動きだけを練習したり、足を持ってもらってストロークのイメージを覚える、といった練習をします。

平泳ぎはクロールと違って全般的に難しい身体の動きを要求されます。

しかし、身体の動きを利用しながら、ゆったりと泳ぐことができるのは平泳ぎならではのものなのでしっかりとマスターしていきたいですね。

[hira]