水泳ダイエットの効率が良い理由
脂肪燃焼にもっとも効率的な水泳ダイエット。
水泳はなぜダイエットに効率が良いのでしょうか?
それには3つの理由があります。水泳ダイエットの消費カロリーの高さ、安全性の高さ、モチベーションの高さに注目してみましょう。
1.消費カロリーが高い
水泳が効率的なダイエットと言われるのは、消費カロリーの高さが理由の一つです。
女性(体重52kg)のウォーキング消費カロリー68kcal(30分)に対し、クロールの消費カロリーは191kcl(30分)。およそ2.8倍もカロリーを消費します。
つまり、短時間でカロリーを消費できるという意味で効率的なダイエットと言えます。
遅めに泳いでも、運動強度を表す「メッツ」は、陸上でのジョギングやエアロビクスとほぼ同じです。ゆっくりと大きく腕をかいて泳ぐようにしましょう。
2.安全性が高い
水泳は安全面においても効率性が高い有酸素運動です。
まず、水中の浮力で足腰に負担がかかりにくく、体重が重い人や高齢者の負担が軽減されること。自分のかけた力しか負荷がかからないので、関節や筋肉を傷めることもありません。
そして、水の抵抗で運動効果が上がること。陸上での動作に比べ、水中での動作は水の抵抗があるため、同じ動作であっても運動効果が上がります。
また、水の抵抗力や水圧によって、陸上にいる時に比べると、エネルギー消費量が上昇し、血行が良くなります。
水圧で横隔膜が上がると自然に腹式呼吸に切り替わり、酸素をより多く取り込むことによって脂肪燃焼率が高くなります。
3. モチベーションが高い
水泳ダイエットは、プールを利用して行います。近所の市民プールなどの公共施設、フィットネスクラブに併設されたプール、いずれを利用するにも料金が発生します。
ジョギングや家で行う運動は無料ですが、プールを利用するのは有料です。したがって、「お金を払っているんだから頑張らなくては」というモチベーションになります。
また、プールで泳ぐということはつまり、水着になること。太ったまま水着になりたくない。そんなことを言っていたら、いつまで経っても痩せません。
プールはそんな自分と向かい合う場所でもあります。最初は水着が恥ずかしかったけれど、だんだん体が引き締まっていくのがわかる、と、モチベーション維持にもつながります。
このように、水泳ダイエットはモチベーションを高く持ち続けることができ、効率よく痩せられる運動なのです。
4.水泳ダイエットのコツ
食べすぎたら、2〜3日でプラスマイナスゼロになるように摂取エネルギーを調整しましょう。体脂肪になるのは2〜3日後なので、主食やおかずを減らすことでコントロールします。