水泳選手も実践している試合前の食事のとり方

試合前というのは普段よりも更に気が張っていますよね。

そんな時の食事というのはどういったものを摂ると良いのでしょうか。

今回は水泳選手の試合前の食事について注目してみましょう。


1.普段の食事から考えよう

水泳選手だけの話ではありませんが、アスリートを目指す人にとっては食事というのは非常に重要です。水泳技術の上達はもちろん重要なことですが、食事にも気を配りましょう。

試合前の食事はもちろん気にしなくてはならない大切なポイントですが、普段の食事もおろそかにしてはなりません。

例えば、好きな物だけを食べ続けていれば栄養が偏ってしまいますよね。

肉だけではなく魚を摂る、炭水化物のみではなくビタミンを摂る為に野菜も食べるなど主食、野菜、肉・魚貝類、牛乳・乳製品、果物と様々な食物のバランスを考えて食事をしましょう。バランスのとれた食事というのは、ダイエットだけではなくトレーニングにおいても欠かせない大切なポイントです。

これから水泳の選手を目指す方は、試合前の食事だけではなく普段からトレーニングの一環としてしっかりと栄養を考えた食事を心がけましょう。これは、水泳を上達させたいと願う方は必須の条件です。


2.試合が近づいてきたときの食事

試合まで1ヶ月を切ったという時には、普段以上に食事に気をくばりましょう。

・1ヶ月から2週間前

バランスを重視して様々な食物を食べましょう。ビタミンAが多く含まれるレバーや卵を摂ること、ミネラルを多く含む小松菜やホウレンソウも良いでしょう。

また、この時期にはたんぱく質も摂り、筋肉が衰えないようにコンディションを整えましょう。たんぱく質は様々な物から摂ることが出来ます。肉や牛乳、豆腐からも摂取可能です。

・2週間から1週間前

試合まで1週間と迫ってきた時に摂るのが良いとされるのは、たんぱく質と脂質です。おかずを肉にしたりと、しっかり栄養価の高い食事を心がけましょう。

ただし、この時にもビタミンやミネラルが不足しないように注意してください。

・1週間から3日前

試合まであと3日となると、練習量にも気を付けます。普段の様にきついトレーニングを行うと疲れが残ってしまいますので、普段よりも軽めのトレーニングにしましょう。

食事は、脂質を多めにしエネルギーの元となるグリコーゲンを多く蓄えます。たんぱく質を減らし、ビタミンを多くとり疲れを残さないようにしましょう。ごはんや、パン、麺類などの糖質と共に果物を摂ると良いでしょう。

・試合前日

いよいよ明日は試合という時には、食事ももちろんのこと睡眠をしっかりととるように気を付けます。
睡眠の3時間前までには食事を終えておくようにしましょう。

食事の内容は、3日前と変わらずに糖質と脂質を摂るようにします。栄養面だけで言えばこういった食事になりますが、アスリートはゲン担ぎで前日の夕飯を食べることも多くあります。

自分の好きな物だったりすることが多いのですが、前日にはそのような食事を摂り活力を得るのも良いでしょう。

・試合当日

当日、朝から試合があったとしても決して食事を抜くことは考えてはいけません。しかし、消化の悪いものを食べるのはよくないので、バナナやヨーグルト、おにぎりなどの軽い食事にすると良いでしょう。

試合直前に食事をするのはあまり好ましくありません。2~3時間前には食事を済ませておきましょう。

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