水泳前に食事ってしても大丈夫なの?

水泳は、全身を使って運動をする種目の中でも激しいスポーツに分類されます。しかし、水泳でダイエットをしたい方は、水泳をしながらも食事をしぼってあまり食べないで水泳をすることもあります。

実際のところ、水泳前に食事をとることは良くないことなのでしょうか?今回は、水泳前後の食事についてまとめてみました。


1.無理は健康を損ねます

ダイエットと聞くと、食事制限や運動を思い浮かべる方が多いと思います。どちらも大切なことですが、無理をし過ぎるのはよくありません。

人間には1日に必要なカロリーというものがありますが、これを切ってしまうような食事では健康を損ないます。

その状態で水泳をすると、不健康な痩せ方をしてしまい、ダイエットどころか病気になってしまうこともあるでしょう。

水泳に限らず、運動をするときには極端な食事制限はせず、栄養は必ずとるように心掛けましょう。


2.泳ぐ前の食事

水泳前に食事をとること自体には全く問題はありません。むしろ、少しでいいので栄養をとっておくことで、その栄養がエネルギーとなり、運動効率をアップさせてくれます。

しかし、食べるものの種類と時間は気を付けましょう。例えば、バナナやおにぎりなどの軽食は消化もよく、すぐにエネルギーに変換できるため水泳前の食事に向いています。

逆に、揚げ物などの消化が悪い食事をとってからの水泳では泳いでいる最中に気持ちが悪くなってしまうこともあります。

次に、食事をとる時間帯です。食後すぐに運動をするのは良くないとされます。

これは、食後には食べ物を消化や吸収するために、内蔵が活発に動き、身体の血液が内臓に多く集まる為、筋肉や末端には血液が十分流れずに運動に適していない状態となるからです。

一般的な食事の消化には約2時間ほどかかるといわれています。前述に記載したような、消化の良い食べ物でしたら1時間程度は時間を空けてから水泳をすると良いでしょう。

運動で、最初に使われるエネルギーは、体内にあるグリコーゲンや糖質です。これが無くなってくると、次に脂肪を燃焼させてエネルギーに変換させます。

この法則でいうと、効率的な脂肪燃焼の為には空腹時に水泳を行うのが良いと思われるでしょう。しかし、水泳はかなり激しい運動となりますので、空腹時に行うことは避けてください。

空腹すぎる時に水泳をしても、力が出ずに逆に運動効率が悪くなってしまいます。

水泳をする数時間前に軽めに食事をとってから、泳ぐように注意してみると、ダイエットをしたい方にも、水泳で健康な身体を作りたい方にも良いと言えるでしょう。

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