水泳って本当に痩せることが出来るの?
水泳は、ダイエットに効果的な運動と聞きますが実際に痩せるのだろうか?と疑問に感じる方もいらっしゃることでしょう。
水泳がダイエットに効果が出やすいのは、他の運動と比べて全身をまんべんなく動かす為効果が得やすいこと。
また、水中での運動なので重力がかかりづらく、膝や腰への負担も少なく運動を行えるため誰でも始めやすいダイエットの運動と言えます。
今回は、水泳でダイエットをした場合に効果的な泳ぎ方や運動量について紹介致します。
1.なぜ痩せない?
今まで運動をしていなかった方が運動を始めると、すぐにでも効果が出るのではないかと思いますよね。しかし、一生懸命運動しているのに思ったように効果が上がらないことがあります。
これは、一般的に言われている運動量というのはある程度の運動スキルを持った方が行った場合での運動量を想定しているため、同じように消費するには思っているよりも身体を動かす必要があるということが知られていないからです。
例えば、一般的なスイマーと、競泳選手が同じ距離を泳ぐのでは、消費カロリーは明らかに異なります。しっかりと効果を上げたいのであれば、身体能力を向上させましょう。
2.痩せるための距離や時間って?
水泳で痩せるためには、ゆっくり長く泳ぐことが重要とされますが、ではどのくらいの距離を泳げばいいのか、どのくらいの時間運動し続ければ良いのか疑問になりますよね。
ダイエットと考えると、大体30〜60分程度泳ぐようにすると良いでしょう。
水泳ダイエットでは、身体を動かし始めは燃焼効率が上がらず一定の距離(約200メートル程度)を過ぎたあたりから、燃焼効率が上がって脂肪を燃やしやすくなります。
痩せるためには、少なくとも30分を目安に運動すると良いと言えます。ただし、息が上がり過ぎるようではダイエットというよりも筋肉がつくようになります。
理想は、週に3回程プールに通えると効果が期待出来ます。
しかし、なかなか通うのが難しいという方もいらっしゃると思いますので、その場合は通えない日は寝る前でも少しでいいので腹筋や背筋を行って、身体能力の基礎を整えるようにしてみましょう。
少しでも筋肉がつくと、筋肉がない人よりも脂肪の燃焼効率が良くなります。
3.痩せるためのメニューの例
ダイエットメニューは、痩せたい箇所によっても違いますし、人それぞれ体型によっても異なっていきます。一般的なメニューの例は以下のようになります。
①アップとしてウォーキングで100メートル
②500〜1000メートルゆっくり大きくスイム
③ダウンとして100メートルスイムもしくはウォーキング
アップで動かし、燃焼効率を上げます。大きくスイムでは、なるべく連続で泳ぎ続けられると良いでしょう。
しかし、この間にウォーキングを挟んでも構いません。あまり長く休憩時間をとらないように気を付けましょう。
ダウンとして、深呼吸をしてウォーキングか大きく呼吸をしてスイムをして息を整えます。
これはあくまでも目安の距離になりますので、これでは疲れてしまい続かないということであれば最初は減らしても大丈夫です。
水泳に限らずダイエットというのは、長い目で見ることが肝心です。痩せるためには少し時間はかかりますが、続けられるように様々なメニューをとりいれてみましょう。