水泳ダイエットの効果が上がる距離とは?
健康的に痩せると話題の水泳ダイエット。
どのくらいの距離を泳げば効果が上がるのでしょうか?
目安となる距離、目標とする距離、効果のある距離、それぞれの距離の測り方、設定方法を検証します。
1.目安となる距離
水泳ダイエットは足腰に負担をかけることなく、水の抵抗力や浮力を利用して効率的に脂肪を燃やせるダイエット方法です。
でも、実際にどのくらいの距離を泳げば良いのかわからず、やみくもに泳いでいませんか?
水泳でダイエットを目的とするなら、ハードな運動は不要です。激しく運動すると余分な筋肉がつきやすくなります。
ゆっくり、大きな動きで泳ぐ。これがポイントです。
初心者であれば、まず50〜100mを目安に泳いでみましょう。25mをクロールや平泳ぎで泳ぎ、25mをウォーキングで戻ってきます。
時間に換算して、30〜60分程度におさまるようにしましょう。
2.目標とする距離
慣れてきたら、今度は25mプールを往復して50m単位で本数を増やしていきます。第2段階は、50mを5本。次が8本という具合に、少しずつ増やします。
この時、決して無理はしないでください。無理をしたり頑張りすぎたりすると、疲れがたまっていきます。疲れると太りやすい体質になるだけでなく、怪我や故障の原因となります。
余計な力を入れずにリラックスして泳ぐことを目標に、距離を徐々にのばしてみてください。力みすぎると距離をのばす余裕がありません。
そして、最終的な目標を1時間で1キロに設定しましょう。半年から1年かけて、コツコツと取り組んでください。必ず泳げるようになります。
3. 効果のある距離
水泳は距離より時間が大切と言われます。
これは、脂肪燃焼するのに時間がかかるため。500mを15分で泳ぐより、45分かけて800mを泳いだ方がより効果的なのです。
単に泳ぐだけではなく、水中ウォーキングやバタ足、プルブイを足に挟んだプルスイムもメニューに組み入れながら、設定した時間内に泳ぐようにしましょう。
時間は1時間以内におさまるようにしてください。それ以上になると、体温より冷たい水中環境で皮下脂肪をためることになってしまいます。
効果のある距離は、1時間以内に気持ちよく、楽しく、リラックスして泳げる距離です。
4.水泳ダイエットのコツ
プールの全身が映る鏡で、体型の変化をチェックしましょう。日々の変化を感じることで、ダイエットをしているという意識を持続させます。