水泳ダイエットで筋肉つけたくない人へ
水泳でダイエットをやりたいけど、筋肉がつくのはイヤ、とためらっている人も多いのではないでしょうか。
でも、ちょっと待ってください。
水泳ダイエットで本当に筋肉がついてしまうのでしょうか?
1. 水泳ダイエットで筋肉はつかない
ここで言う筋肉とは、競泳選手みたいな肩幅の広い逆三角形のアレです。
ご安心ください。水泳ダイエットで、あのような筋肉はつきません。
競泳選手は日々、相当ハードなトレーニングを行なっています。朝晩2回、1回につき5000m〜10000mは泳ぐのではないでしょうか。
選手たちは水中のみならず、陸上でのトレーニングも行なっています。あの逆三角形の体格を作るには、おそるべき運動量が必要なのです。
競泳選手並みにハードに泳がない限り、水泳ダイエットで筋肉はつくことはまずありえないと言っていいでしょう。
2.脂肪燃焼のための筋肉は必要
ただし、痩せるためにはある程度の筋肉は必要になってきます。
痩せるためには脂肪燃焼をしなければなりません。脂肪燃焼するためには、筋肉をつけなくてはなりません。筋肉量が増えれば、脂肪が燃えやすくなるのです。
幸い、水泳は足腰に負担をかけることなく浮力で効率よく有酸素運動ができます。水の抵抗や水圧も、体脂肪を燃やすには効果的に働いてくれます。
水の中というダイエットに最適な環境を活用し、脂肪を筋肉に変える運動をする。まさにそれが水泳ダイエットなのです。
3. 適度な筋力をつけるということ
水泳をやると肩幅が広くなる、筋肉もりもりになるというイメージがあるようですが、それは大きな誤解です。
よほどハードに練習をやるなら別ですが、普通にダイエットを行う程度の水泳で、肩幅が広くなったり筋肉がついたりはしません。
ただし、どんな有酸素運動でも同じですが、痩せるためには多少の筋肉はつけなければならないということです。
むしろ筋肉がついている方が、何もしなくても痩せやすい傾向にあります。よって、水泳ダイエットでは、基礎代謝が上がる程度の、適度な筋肉と筋力をつけるべきなのです。
4.ゆっくり長く行うこと
とは言え、水泳ダイエットは筋力トレーニングではないので、短時間にハードに泳ぐ必要はありません。
ゆっくり自分のペースで、最低でも30分は泳ぎましょう。これを3ヶ月以上続けてください。脂肪が燃えはじめるのはそこからです。