クロールの入水位置に迷ったら椅子とテーブルを用意しよう

クロールを泳ぐ際、入水位置が話題になることが多いです。

クロールは一体どこに手を入れればいいのでしょうか?


1.クロールの入水位置は肩の延長線上が基本

クロールを泳ぐ際、一軸とか二軸とかが話題に上がり、それによって入水位置が・・・という話もよく耳にします。

一概にどれがいいとは申しませんが、初心者の場合、基本は肩の延長線上と覚えておいて間違いないと思います。

その結果、上達するにつれ一軸や二軸になっていくのでしょうけど、とりあえずは自分の肩の延長線上です。

そうすれば、肩の可動域に関係なく、誰しもが自分に合った場所に入水できるはずです。


2.まず自分に合ってるかどうかが大事

先程も一軸、二軸と言いましたが、いずれにせよ自分に合っていなければ意味がないことになります。

自分と寸分たがわず同じ人はまずいません。

体形がよくよく似ていたとしても、肩の可動域まで同じ事はありえません。

という事は、まずクロールの一軸、二軸より、自分にしっくりくる入水位置を探すことが先決です。

ではどうすれば自分にしっくりくる入水位置が探せるのでしょうか?


3.簡単にしっくりくる場所を探せる方法

テーブルをと椅子を用意します。

テーブルと椅子は一般的な配置に置き、そしてその椅子に座ります。

その時、できるだけゆっくり、スローモーションのようなイメージで、決して音を立てないように静かに座って下さい。

そのままだと不安定なのでテーブルにそっと手をついて、出来る限りゆっくり座って下さい。

そしてここがポイント。

ゆっくり座る時に不安定な姿勢を維持するためにそっとテーブルについたその手の位置が、その人の最もしっくりくる手の置き場所、すなわち入水位置ということになります。

できるだけ静かにゆっくり、という条件をつけられると、極力慎重に、そして1回でそれをクリアしようとします。

その為には最初から姿勢を安定させておく必要があります。

となると無意識に、それぞれのパーツが一番姿勢が安定できる位置取りをしようとします。

もちろん多少の誤差はありますが、大抵の人が、その時手をつく場所は肩幅、つまり肩の延長線上になっているはずです。

そこに手をつけば全体的に安定するからそこに手をつく訳で、座る事に意識がいってるから、手はその場所を、今までの経験から無意識に選んでいるはずです。

無意識だからこそ、その場所こそがあなたの一番しっくりくるクロールの入水位置、という訳です。


4.普段の動き

ただしこれはあくまでも水泳初心者の段階の話であって、上達するにつれもちろん変わってきます。

しかし水泳がある程度上達してバタフライを練習し始めた頃にも割と参考になる方法なので、ちょっと覚えておかれてもよろしいんじゃないかと思います。

よく「横で分からない事は縦に置き換えろ」と言います。

立位で生活しているからこそ、迷ったら日常生活の中にある普段の動きを参考にしてみると結構分かり易いヒントがたくさん落ちているものですよ。

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