背泳ぎのサマーソルトターンのコツ｜水泳が上達する練習メニュー

個人メドレーの時の背泳ぎから平泳ぎへのターンにはたくさんの種類があります。それぞれにメリット、デメリットがあり、難度も様々です。サマーソルトターンは真後ろに一回転するので、難しいと感じる人が多いですが、コツを覚えて挑戦してみましょう。

背泳ぎのサマーソルトターンとは、背泳ぎを泳いできて一度片手を壁に付き、そのまま後ろに一回転して下向きに壁を蹴るターンです。

一度壁に手をつくことと、回った後下向きになるため背泳ぎから背泳ぎのターンには不向きで、個人メドレーの背泳ぎから平泳ぎへのターンとして用いられます。

水泳が上達して四泳法ができるようになったら、ターンも習得して個人メドレーにも挑戦しましょう。

背泳ぎから平泳ぎへのターンは、サマーソルトターン、タッチターン、バケットターン、オーバーロールターン、ネバーターンなど色々ありますが、ターン動作に入ってから壁を蹴るまでの速さや、ターン中に呼吸ができるかできないかなど、それぞれにメリットデメリットがあります。

サマーソルトターンは泳いできた勢いを使って後ろに一回転するのでスピードがあり、泳いできた波の下に入ることができるので、壁を蹴る時に抵抗が少ないというメリットがあります。

しかし、ターンに入ったら呼吸ができないことと、鼻に水が入らないように鼻から息を吐き出すので、平泳ぎの一かき一蹴りを終えて呼吸ができるまでに苦しくなってその後の泳ぎに影響を与えることもあるというデメリットがあります。

背泳ぎのターンはまず５mフラッグからのストローク数を把握しておく必要があり、サマーソルトターンでも同じです。

泳いできて５mフラッグのところに来たらストローク数を数えながらタッチまでのタイミングを図ります。

上向きのまま頭を反らせて沈めながら片手でタッチしたら、そのまま足を胸に引き付けながらあごを引き、手は壁を押して小さく後ろ向きに一回転します。

下向きに足がつくと同時にストリームラインを取り、ターンした勢いを殺さないように壁を強く蹴って、一かき一蹴りで平泳ぎに入ります。

小さく回転するためには、ターンに入る時に一旦後ろに反らせた頭を回転と同時に顎を引いて素早く足を胸に引き付けること、壁についていない方の手でバランスを取りながら壁に付いた手は力強く押して反動をつけることです。

また、次に水面に上がってくるまで息がつづくように、ターンに入る前にたくさん息を吸っておくこともコツになります。

サマーソルトターンはどちらかと言えば水泳の上級者向けのターンだと言えるので、練習を重ねて上達してから取り組む方が早く習得できるでしょう。

[hira]

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