本当に水泳はダイエットに効果的な方法なの?
水泳が、ダイエットに効く運動だということはすでにご存じの方も多いでしょう。しかし、実際水泳の何がダイエットに効くのか効果的な方法はどういったものなのかしっかりと知っている方は多くはないでしょう。
せっかくダイエットの為に水泳を選んだからには、効果が出やすい方法を知りたいですよね。今回は、実際に水泳がダイエットに効く方法なのかをまとめてみました。
1.消費カロリーと摂取カロリー
私たちが太ってしまう原因は、日常生活での消費や運動をして使う【消費カロリー】が、食べ物を摂取して身体に取り入れる【摂取カロリー】の方が多くなってしまうからです。
摂取したカロリーを運動で消費し、バランスをよくすれば基本的に太ることはなく平均体型を保つことが出来るでしょう。
つまり、太らないようにするためには摂取カロリーよりも消費カロリーを多くすれば良いということになります。
しかし、人間には生きるために必要なカロリーが存在します。これよりも減らしてしまうと、身体に支障が出てしまい健康的に痩せることが出来ません。
足りない分を補うために、次に摂取したものをどんどん取り入れてリバウンドをしてしまう可能性もあります。
1日に必要なカロリーは平均1,200kcalで、これを基礎代謝量と言います。呼吸をしたり、心臓が動いている限りは自動で使われるカロリーです。
しかし実際は、学校や仕事に行くために歩いたり、運動をしたりしますので1日の消費カロリーは人それぞれになるでしょう。
2.水泳での消費カロリー
体重や性別にもよりますが、例えば50kgの20代の女性が陸上で1時間歩く時に消費するカロリーは約180kcalと言われています。
しかし、同じ時間を水泳で運動したとすると、平泳ぎでは約600kccal、クロールでは約1000kcal消費することが出来ます。長く泳げば泳ぐほど消費します。
この時気を付けなくてはいけないのが、泳ぎ始めてから200m程泳いだ後から身体が温まり燃焼効果が高まりますので、あまりに少しだけ泳いだのではしっかりとした燃焼効果が期待できません。
ゆっくりでいいので長く泳げるようにするとダイエットに効果的な方法と言えるでしょう。
3.陸上と水中の違い
普段の生活でも消費することが出来るカロリーですが、なぜ水中の方が消費カロリーが多いのでしょうか。これは、単純に負荷の違いが大きな原因です。
陸上では感じることのない、水の壁が水中にはありますのでその中で運動をする水泳は消費カロリーが大きくなります。
例えば水中ウォーキングだけでも、足を大きく開き、身体をひねったりして全身を使うことで上半身のダイエットにも効くメニューとなります。
また、全身の筋肉を使うことで代謝がよくなり脂肪の燃焼効果があがります。水泳は、水の中での運動ですので、動いていないと体が冷えてしまいますが、泳ぎ続けることで身体も温まり、血行促進の効果も期待できます。
この様に、水泳は陸上に比べて様々な運動効果がありますのでダイエットに効果のある方法と言えるでしょう。