水泳ダイエットを生理中にやってはいけない3つの理由
プールに行こうとしたら生理になってしまった。
そんな時は休むべき?それとも、泳いでもいいの?
生理中に海やプールに入るのは極力避けなければなりません。その理由と根拠を検証します。
1.理由その1:感染の恐れ
プールや風呂に入る際、水圧がかかるため、水中では経血が出ないと一般的には言われています。
経血は水に比べて濃度が高く、浸透圧の働きによって水中で出ることはあまりありません。しかし、水中以外のシーン(入水時、更衣時)には経血が出る可能性があります。
さらに、プールという環境には特に多くの雑菌が存在しています。生理中は子宮口が開いた状態なので、雑菌が侵入しやすいのです。
また、生理中は子宮内膜が薄くなり、内膜が傷つきやすい状態になっています。体調の上でも生理中は抵抗力が落ちているため、雑菌に感染しやすいと言えます。
生理中は雑菌の多いプールに行かないようにしましょう。
2.理由その2〜体が冷える
プールはどうしても体を冷やしがちです。
生理中にやってはいけないのは「体を冷やす」こと。生理中に体を冷やしてしまうと、生理痛や腰痛などの原因につながりかねません。
体が冷えると、本来なら排出すべき血液がうまく循環せず、生理のリズムが狂ってしまいます。冷えによって骨盤内の血液が滞ると、子宮の収縮が過剰になり、生理痛を引き起こします。
生理中は体を冷やさないことが大切です。お腹や腰にカイロをあてたり、ブランケットを使用するなど、徹底的に温めてください。
水泳ダイエットは休み、ストレッチなど適度な運動を行いましょう。
3. 理由その3〜貧血になりやすい
生理中はただでさえ貧血気味です。生理中の体は非常にデリケートな上、経血しているせいで血液が不足がちになっています。
このようなコンディションで激しい運動をすると、血液のめぐりが良くなり、ますます経血量が増える可能性があります。
つまり、貧血を起こすリスクが高まるというわけです。プールで貧血を起こすと、溺れる危険性もあります。
生理中にプールに入ることは、体調面から安全面まで、さまざまな理由からおすすめできません。特に体に及ぼす影響を考えると、プールは避けた方が無難でしょう。
4.まとめ
生理中は本来、体を休ませる期間です。体調管理面においてもデリケートな時期なので、体を冷やしたり、激しい運動をしたり、雑菌の多いプールに入ることは避けましょう。