水泳ダイエットは空腹時の方が効果が上がる?
水泳ダイエットは空腹時に行う方が効果的?それとも食後?
いつ行えば最適か、タイミングを迷うところですね。
水泳のダイエット効果を最大限にするために、最適な食事のタイミングはあるのでしょうか?
1. 水泳ダイエットの食事タイミング
ジョギングなどの運動にもよく言われますが、空腹時に有酸素運動を行なった方が脂肪燃焼しやすいとされています。
もちろん、貧血やめまいを起こしやすいなど、空腹状態で運動を行うリスクはあります。
特に、水泳の場合は消費カロリーが大きく、食欲も増します。空腹で泳いだ後に食べすぎて、逆に太ったということにもなりかねません。
では、食後に有酸素運動した方が効果的で安全なのでしょうか?
2.食前も食後も体脂肪量は同じ
実は、食前食後、いつ水泳ダイエットを行なったとしても、ダイエット効果としては大差ないことが判明しています。
というのも、食前も食後も、実際には体脂肪が増減するタイミングを変えるだけの話だからです。
つまり、水泳で720kcal消費して体脂肪が0.1kg減るか、食事で720kcal摂取して体脂肪が0.1kg増えるかの違いです。
食前に泳いで体脂肪が減っても、食事をすればプラスマイナスゼロ。泳ぐ前に食事をして、水泳で体脂肪を減らしてもプラスマイナスゼロ。どちらも変わりません。
3. 空腹時に水泳するメリットとデメリット
空腹時に運動をするとダイエットに効果的と言われるのは、糖分が不足した状態で運動をすると、エネルギー源を体内の脂肪から使おうと体が機能するからです。
ただし、空腹時は集中力や注意力が通常より低下します。集中力が低下するということは、運動そのものの効果も低下しやすいとも言えます。
逆に、食後の場合は、集中力の増加によって質の高い運動へとつながります。血中糖分からエネルギーを消費するため、脂肪、筋肉と順番にエネルギーを消費することができます。
食後すぐの運動は消化不良を起こしかねませんので、ご注意ください。食後、少なくとも2時間後が適当な水泳タイムと言えます。
4.結論
食前、食後、どちらの運動もメリット、デメリットがありますね。ダイエットにおいて念頭におくべきは、摂取カロリーと消費カロリーの関係です。
空腹時に泳ごうと、食後に泳ごうと、ダイエット効果は同じです。