子供に水泳を習わせるなら水泳教室より両親が教える方がいい理由
水泳を上達させたいと願う親はたくさんいますが、近くにスイミングスクールが無いこともありますし、ご自身で子供に教えてあげたいと考える方もいらっしゃいます。
子供に水泳を教えるのは実は親が教えた方が覚えやすいとも言われています。
今回は水泳教室に通わせるのではなく、両親が教える方が良い理由についてご紹介致します。
1.水泳は初心者でも教えることが出来るのか
水泳は、習い事の中でもつねに上位をキープしています。自分が泳げなかったので、子供には泳げるようになってほしいと願う方や、子供の体力作りの為にと考える方が多くいらっしゃいます。
しかし、水泳を上達させたいと考えた時にスイミングスクールなどの水泳教室に通うのが当たり前と考えがちですが、実はご両親が教えることも出来る運動です。まったく泳げないご両親が、水泳選手を目指す子供に教えるというのは難しいですが、泳げるようにさせてあげたいということでしたら十分教えることが可能です。
何よりも、子供とのスキンシップが増えるのでとても良いと言えます。
また、水泳教室では多くの子供を一度に教えることになります。しかし、ご両親が子供に教えるのであれば一人にずっとついてみてあげることが出来ますのでレベルに合わせて教えてあげることが可能です。
水泳教室では、週に何回、月に何回と決められた回数がありますが、ご両親が教えることで子供のペースに合わせていくことが出来るのも良い点でしょう。
2.子供に教える時に気を付けること
子供に水泳を教える時にどうしても気を付けなくてはいけないことがあります。
それは【水泳を楽しませてあげること】です。
ご両親が子供に教えようとすると、水泳を上達させたいと願うあまり厳しくなってしまいがちです。ついつい怒ってしまったり投げ出してしまうと子供はもう水泳なんてやりたくないという気持ちになってしまいます。
子供は【楽しい】と思うことを何回もやりたがります。
まずは、教える立場の自分が楽しいと思えるような練習を行いましょう。一緒に楽しめる水泳ならば、子供ももっとやりたいと考えます。
3.水と楽しむことから始めよう
子供は最初は水に恐怖心を抱いていることが多くあります。そんな時でも、ご両親がそばにいれば安心するものです。
一緒に楽しく水と遊ぶことから始めてみましょう。
子供の足がつく浅いプールで遊ぶことから始め、肩まで浸かれるようになったら少し深いプールに行き、頭まで潜ることをしてみましょう。水中でにらめっこをしたり、じゃんけんをしてみたりするのも良いでしょう。
潜ることが出来るようになったら、次は浮くことです。
浮く練習をするには足をプールの底から離さなくてはならない為怖いと思う子もいますが、一緒の目線で笑いかけてあげましょう。絶対に近くにいて離れないということが判れば、子供は勇気を出して浮く練習も行います。
どうしても一人で浮くのが怖いという子供には、最初は手でサポートしてあげましょう。最初はサポートをして、だんだんそのサポートを少なくすることで自分で浮くことが出来るようになります。
この様に、ご両親だからこそ出来る教え方というのはいくつもあります。
水泳教室でプロに任せるのでなく、スキンシップを楽しみつつ水泳を教えてみるのもとても良い思い出になることでしょう。