水泳でのクロールのタイムを早くしたい
水泳だけではないと思いますが、何かを始めた時に目標が出来ると思います。例えば、マラソンを始めたら長く走れるようになりたい、もっと早く走れるようになりたいと思いますよね。
水泳でも、クロールの泳ぎ方を覚えたら長く泳げるようになりたい。タイムを早くしたいと思う方も多いでしょう。
今回は水泳でのクロールのタイムを早くするにはどうしたらいいかを考えてみましょう。
1.目線はどこを見ているか?
水泳を始めてからどんどんと泳げるようになると、最初はタイムもぐんぐん上がります。しかし、ある程度のところで伸び悩むことでしょう。そうすると、気持ちが焦ってしまいますよね。
クロールを泳いでいる時、どこを見ていますか?基本の動作を思い出してみてください。
真下の床ならまだ良いですが、力が入って足が見えてしまっているほど顔が沈み込んでしまっていた場合は水の抵抗を受けてしまっています。
目線は、真下よりも少し前を見るイメージが一番良い場所とされます。水のキャッチが見えてしまう程上を向くとこれも水の抵抗となってしまいます。
2.力が入り過ぎていないか?
頭の位置で水の抵抗となるのと同じですが、早く泳ごうという意思が強すぎて、キックを無茶苦茶に打ってしまったり、ストロークがぐちゃぐちゃになってしまっている可能性もあります。
たくさんキックを打てば早くなると思い、とにかくバタ足をたくさん打とうとするとリズムが崩れてしまいます。
腕のストロークに合わないキックを打とうとするとクロールのフォームが崩れてしまい、体力は消費するのに推進力は生まれないという悪循環に陥ってしまいます。
もちろんこれはストロークでも同じことが言えます。たくさん腕を回せばその分早く進むというのは、しっかりとしたフォームが出来てからの話になってしまいます。
崩れたストロークでクロールを続けても疲れだけが溜まってしまい、タイムは上がらないということになります。力任せで泳ぐことは、タイムを上げる上では逆効果になります。
力を入れずに、水の抵抗を最小限に抑えることが水泳のクロールのタイムを早くする第一歩となることを忘れないようにしましょう。
3.体力がしっかりとついているか?
運動でも仕事でも勉強でも、何事でもそうですが基礎がしっかりしていないと体はついていきません。体が疲れている時には当たり前ですが、運動をしてみてもと思ったように出来ないこともあるでしょう。
水泳も同じことです。クロールのタイムを早くしたい。その気持ちをもつことは、選手を目指す上ではとても重要なことといえます。
しかし、クロールに必要なトレーニングがたりなかったり、体力が足りないとタイムも早くなりません。
クロールのフォームをしっかりと覚えられている方は、基礎体力をつけることを意識してみましょう。急げばまわれといいますが、水泳も同じです。
少しタイムを計ることをやめ、基礎体力をつけてからもう一度タイムを計ってみると驚くほどタイムが上がることも十分に考えられるでしょう。