クロールで身につけたい楽な息継ぎ|水泳が上達する練習メニュー

クロールの息継ぎのカギは水中でしっかり息を吐くことにあります。そして顔を水面にあげ、酸素をいかに速く吸うことができるかも大切です。

水泳では息継ぎをしないと長く泳げません。試しに息を止めて泳いでみると15mくらいしか泳げず、また酸素が頭に行き渡らないので頭がクラクラになってしまうので、息継ぎは練習しないといけません。


1.水中での息継ぎ

普通の生活では何も考えず、息を吸ったり吐いたりしています。水泳では水の中で息を吐くので初めての人は水が口に入って来てしまう恐怖で水中で息を吐くのをためらったりしている人を多く見かけます。

水中で息を吐くのをためらった結果。水を飲んでしまい、器官に入ったりしてますます息継ぎをするのが怖くなってしまう人がたくさんいます。

そのために息継ぎの練習方法はプールだけでなく、お風呂などでも簡単に実践できるのでぜひためしていただきたいものです。

練習方法としては、水に顔全体をつけ2秒くらいブクブクと息を吐きます。そして顔をあげて息をすばやく吸います。

この顔を水面からあげるときにまだ息を吐くような感じで行います。顔を水面から上げているときに意識が「顔をあげたから吸わなくては」と働くと口の部分がまだ水中にある場合があり水を吸ってしまうことになるからです。

この練習に慣れてきましたら、顔を横にしてつまり片耳を水に付けながら息を吸ってみます。顔を横にして息を数という動作は水泳ならではの動作なので、戸惑う人が多いようです。

顔を横にして息を吸うことができるようになったら、楽な息継ぎの上達の第一歩です。


2.

水中での息継ぎが簡単にできるようになったら、今度は実際に水泳をしながら息継ぎをしてみます。

ビート板の下を両手で持ち、普通にクロールのキックをします。そして顔全体を水につけ息を吐き、片耳を水に付けたまま顔を横にあげて息を吸います。そしてまた息を水中で吐き、今度は反対側へ顔を横に向けて息を吸います。

こちらの練習が上達しましたら、次の練習方法として、ビート板の下を持って、実際に腕でクロールのストロークをしながら息継ぎをします。

クロールでは左右両方のサイドで息継ぎをしたほうが楽な息継ぎになるので、2回腕をまわしてストロークをする時は顔全体を水につけ、3回目のストロークで顔を横にして息を吸います。この三回のストロークで息継ぎしますと、左右両サイドでの息継ぎが可能となります。

クロールでの楽な息継ぎのカギは息をいかに水中で楽に吐くことができるかによります。人間は息を吐くと、自然に吸うことができますので、息を吸うほうにはあまり意識しなくてもできます。

水中で息を止めたり、水を飲まないにしても水が口の中に入ってしまい、息を吐く段階で水を口から吐いてから息をすうのでは遅すぎます。

水中で息を吐くのは怖いと思う方がいらっしゃいます。自分は水の中で息を吐くことができるんだという意識をもって楽な息継ぎに挑戦していただきたいと思います。

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