水中で8割の息を吐いておくのがクロールの息継ぎのコツ
クロールの息継ぎのコツは、吸い込んだ息の8割を水中で吐いてしまうことです。
もうひとつ大切なのが、水中で息をおおよそ(8割ぐらい)吐いておくということです。
そうすれば息継ぎのときにラクに空気を吸い込むことが出来ます。
呼吸は吸うと吐くを同時に出来ません。
また、新しい空気を吸い込むには、息をある程度吐いて肺の中に空きスペースがないと空気の入る場所がありませんよね。
おおよそ吐いておけば、息を吸うときに軽く吸おうとするだけで充分な空気量が入ってきます。
水中で全部の息を吐ききってしまうと肺に空気がからっぽの状態になってしまうので、身体が沈みやすくなります。
また、全部吐いてしまうと、息苦しい状態がすぐにやってきますので、息継ぎのペースがつかめないことになります。
更に、息を吐ききってしまうということは息継ぎのときに空気を吸う時間がながくかかることになります。
息を吸う時間が長ければ長いほど、身体は水中に沈みこんでいくことになります。
水中で8割吐いて、少しの空気を残しておくほうが、次の息継ぎのときに軽く息を吸うだけで息継ぎができるようになります。