平泳ぎでプルが上達するポイント上達する練習メニュー
平泳ぎにおいてのプルつまり水をかく動作は前へ進むためのものです。効率よく前へ泳ぐには正しいプルの仕方を知っていることが大切です。
ご自分の平泳ぎのプルがうまくいっていないという方はこの記事を参考にしていただくと良いかと思います。
1.ウェーブ平泳ぎとは
オリンピック競泳選手などの水泳をみてみますと、各自いろいろなスタイルの平泳ぎのプルをしているのがわかります。世界の水泳協会はたびたび各泳法のルールを改正していますので、競泳選手もそれらにあった練習をしなければなりません。
最新の平泳ぎのプルの仕方は一般的にウェーブ平泳ぎと言われており、世界のトップスイマーが取り入れている方法です。
平泳ぎのプルを上達させたい多くの人がこのウェーブ平泳ぎのプルをマスターするのが難しいと感じていますが、実は以外と簡単です。
なぜなら、ポイントは手の角度を変えるだけです。そして頭をあげ、息継ぎするときにヒップを前へ押し出します。
この少しの変化で昔の平泳ぎのプルから最新のプルを習得することができるのです。
まず、簡単な練習方法としましてはプールに立ちながら腕を集中させてプルをする練習です。両わきをレーンロープの上へ置きます。顔は水面上にあげたまま、両腕をストリームラインの形にします。そして普通の平泳ぎのプルをしてください。
プルをしてリカバリーの状態つまり両腕が90度になっているときに一秒とめてからまた両腕をストリームラインの形にします。
レーンロープは両腕を正しい位置にするためのものです。このプルをするときに両手で水圧を感じてください。ここで大切なポイントはプルをする時に素早くやることです。そうしませんと手で水圧を感じることができなくなります。
肘の位置はストリームラインからリカバリーそしてまたストリームラインへと移動するときに常に肩の前で行います。両わきもレーンロープの上に位置してそこから変えないようにします。
2.泳ぎながらの練習
泳ぎながらの平泳ぎのプルのポイントはプルブイやビート板を足の間にはさみながら行います。そして体をうつぶせに水面に平行にします。顔は水面からあげて自分の平泳ぎのプルを確認しながら行います。
プールに立ちながら行う練習と同じく、肘は肩の前でストロークのはじめから終わりまで行います。
ストリームラインの両腕から平泳ぎのプルをするとき両手を45度の角度にして水をかきます。
ウェーブ平泳ぎのスタイルは両手がプルをするときに頭は低く、ヒップはそのままの位置で水泳に大敵な水の抵抗を少なくするやり方です。
体の位置は水面と平行にさせるのがウェーブ平泳ぎの特徴になります。なぜなら頭を高く、ヒップを低くしてしまうとどうしても水の抵抗がじゃまをして平泳ぎのプルの上達にはならないからです。
[hira]