水泳選手の食事はここに気を付けている

水泳というのは、運動の中でもかなり激しいものになります。

水泳は水に浮いたままの運動となる為、重力がかからずあまり身体に負担がなく出来る運動とされていますが、その反面全身を使った運動になるので消費カロリーが多く、激しい運動の種類に分類されます。

運動をするためには、その分カロリーが必要になります。水泳で選手を目指すには、しっかりとした食事が必要ということです。

きちんとした食事をとらずにトレーニングを積むと、痩せ細ってしまう可能性もあります。今回は、水泳選手の食事はどの様なところに気を付けているのかを確認してみましょう。


1.必要な栄養素とは?

人間が運動をするために必要な栄養素をご存じですか?糖質やタンパク質、そして脂肪も必要になります。

この3があることによって、筋肉を動かすエネルギーとなるわけです。水泳は激しい運動になる為、消費するエネルギーが多くなります。

そのエネルギーを体内に取り入れるのには、栄養バランスをしっかりと考えた食事を摂ることが大事と言えます。


2.水泳選手の食事について

何も運動をしていない人よりも、スイマーの方がエネルギーが必要です。そして、一般のスイマーよりも水泳選手はもっと多くのエネルギーを効率よく摂らなくてはなりません。

通常、人間の食事というのは朝昼晩の3回になりますよね。しかし、水泳選手のベストな食事の回数は1日4、5回と言われています。

朝に練習をする場合や、1日に2度練習をする場合ですが、まずは朝練の前に1度軽めの食事を。練習後に朝ごはんをとり、昼食をとります。

夜練習がなければ夕飯をとることで1日4回のご飯ですが、夜に練習がある場合は、その前に軽めの食事をとり、練習後に夕飯をとることで5回になります。

大事なのは、練習の前後に食事をとるということです。練習前に栄養を摂ることによって、必要なエネルギーを補給出来ます。

しかし食べ過ぎてしまうと、練習に支障をきたすことがある為、バナナやあんぱんといった軽めの食事をとると良いでしょう。

練習後の食事は、疲れた体を休める効果もあります。タンパク質と糖質を中心にとると良いでしょう。


3.必要なエネルギーとは?

適切な食事をとればとるほど、エネルギーは体内に溜まります。栄養バランスが悪かったり、回数を多くし過ぎてしまうと、エネルギーが余ってしまい皮下脂肪として蓄えすぎてしまう可能性もあります。

ではどの程度エネルギーをとるのが良いのかと言いますと、当たり前ですが使う分だけ摂取するのが一番です。水泳選手に必要なエネルギーは大きく分けて3つあります。

まずは生きていくためのエネルギーです。これは、単純に何もしていなくても呼吸をするため、心臓を動かす為など、基礎代謝と呼ばれるエネルギーがあります。

次に、運動の為のエネルギーです。水泳選手は激しい練習をこなさなくてはなりませんので、運動をするのにも多くのエネルギーが必要になります。

最後に、当たり前の様で気づいていない方が多いのですが、水中で体温を維持するためのエネルギーです。

通常お風呂に入る際には40度前後かと思いますが、水泳選手が泳ぎやすい水温というのは27度〜29度程度です。思った以上に冷たい水中では、練習中に暑くなった体温を体から放出し続けています。

上記3つのエネルギーがどのくらいの量になるのかをしっかり考えて、必要な栄養を摂取する食事をとると良いでしょう。

コメントをどうぞ

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ