クロールの息継ぎが苦しい方へ解決策をご紹介します
「クロールの息継ぎが苦しい」と悩まれている方に、簡単な解決策をご紹介します。
1.息継ぎの練習をしてみる
クロールの息継ぎをする時に苦しいと感じてしまう原因は、息継ぎがうまくできていないからです。
息継ぎをうまくすることができるようになれば、苦しいという悩みを解決することができるのです。
息継ぎを上達させる練習としておすすめなのが、けのびをして、2回から3回の水かきをしたら立って息を吸うという方法です。
これなら息継ぎが苦しいことによって沸き起こる恐怖心も消し去ることができます。大切なのは、2回から3回の水かきをして、立っても良いので息継ぎのリズムを作ることです。
息継ぎのリズムを作ることで、身体がそのリズムを覚えてくるので、無理のないスムーズな息継ぎができるようになるのです。
この練習をする際は、身体の力をすべて抜いてプールの水に身体を預けるように意識することです。力が入っていると、沈んでしまうのでうまくいきません。
2回から3回の水かきをしたら立てるという安心感があるので、怖がることなく力を抜いて、ゆっくりと水に身体を預けてみてください。
この練習を何回か繰り返すことで、途中で立たずに息継ぎが1回、2回とできるようになります。
2.空気をすべて出し切る
クロールの息継ぎをする時に苦しいと感じてしまう方は、息継ぎの際に肺の中にある空気をすべて出し切れていないことが多いようです。
肺の中の空気をすべて出し切ることができずに、空気を吸い込んでしまえば、当然、必要な空気が足りなくなるので、途中で苦しくなってしまうのです。
空気をすべて出し切れない原因は、「苦しくなるかもしれない」という不安と焦りです。
不安や焦る気持ちが出てしまうと、「早く水かきをしないと苦しくなって失敗してしまう」という気持ちになってしまうのです。
そのような気持ちになると、どうしても息継ぎの時に空気をすべて出し切れていない状態で、吸い込もうとしてしまうのです。
空気を出し切れない状態で、無理に吸い続けてしまえば、次第に苦しくなり、足をついて立ってしまうのです。
そうなってしまった恐怖心がさらに焦る気持ちと不安な気持ちを増幅させてしまうのです。
焦らなければ苦しくなることもないので、とにかく余裕をもって息継ぎができるように、ゆっくりと水かきをしてみましょう。
息継ぎも1回の水かきごとにする必要はないのです。3回から4回の水かきに対して1回の息継ぎをすれば十分なのです。
息継ぎの回数を減らすことで、焦る気持ちがなくなり、リラックスしてクロールができるようになるのです。