クロールのコツ【長く泳ぐために必要なこと】
クロールで長く泳ぐためのコツをご紹介します。
1.ゆっくりと泳ぐ
クロールで長く泳ぐためのコツで最も重視して欲しい点は、ゆっくりと泳ぐという点です。
単純ですが一番重要なポイントです。初心者の方や泳ぐのが苦手な方は、どうしても「速く泳がないと息切れしたり、体力が限界にきたり、溺れてしまうかも?」と考え不安になってしまうのです。
不安な気持ちが強くなればなるほど、焦って速く泳いでしまい、結局、25メートルも泳げないという結果になってしまうのです。
焦って速く泳げば、それだけ息継ぎも難しくなり息苦しくなり、フォームも悪くなるので泳ぎに無駄ができ時間的なロスもでます。
時間的なロスがでると、その分、余計な体力をつかってしまうので、目標まで届かずに足をついてしまうのです。
そのようなことにならないためにも、ゆっくりと泳ぐことが重要なのです。
ゆっくりと泳ぐことによって余計な力が入らずにリラックスして泳ぐことができるので、息苦しくならないし、フォームも良くなるので、時間的なロスもなくなるのです。
時間的なロスがなくなれば体力も最小限に抑えることができるので、慣れれば、1キロでも2キロでも長く泳げるようになるのです。
2.空気をたくさん吸い込む
クロールで長く泳ぐためのコツは、息継ぎの時に空気をたくさん吸い込むことです。
空気をたくさん吸い込むことで、身体が浮くので次の息継ぎの時間に余裕を持つことができるのです。
また、息苦しくならず余裕が出てくるのでフォームも良くなるのです。
空気をたくさん吸い込むことで、息苦しくならないので、余裕をもって水をかくことができるので、焦りがなくなります。
焦りがなくなることで、ゆっくりとしたフォームで泳ぐことができるので、体力の消耗も最小限に抑えることができるのです。
焦って泳いでしまうと、その分、筋力を使うので乳酸が多く出てしまうのです。
乳酸が多く出てしまえば、体力の消耗が早くなり、息苦しさも増してしまうのです。
そうなれば、さらに焦ってしまい、どんどん動きが速くなり、さらに筋力が必要になり乳酸が増え、悪循環の泥沼にはまってしまうのです。
そうなれば、ゆっくりと長く泳ぐことはできないのです。
3.水の抵抗を少なくする
クロールで長く泳ぐためのコツは、キックや水かきを全力で行わないことです。
キックや水かきを全力でやってしまうと、その分、水の抵抗が強くなるし、体力の消耗も激しくなります。
キックや水かきを全力でやった方が泳ぐスピードは速くなりますが、長距離を泳ぐことはできなくなります。
キックや水かきは全力でやらず、6割くらいの力に抑えて、できる限り水の抵抗が少なくなるように意識しましょう。
そうすることで、体力の消耗も最小限に抑えながら長距離をゆっくりと効率よく泳ぐことができるようになります。